美しさも柔らかさもcurvyから

今週はコンクリート舗装の目地に入れるピンコロを敷いていく作業と塗り壁の門柱づくりに没頭しています。天気も良すぎるくらいの青空で気温も上がってきているので休憩を多めにとりながらの作業です。

天然石を９ｃｍ角にカットして作ったピンコロをカーブを描きながら並べてコンクリートの目地として、またデザインの一部としてご提案させて頂きました。

とてもたくさんのピンコロを使うので敷いていくだけでも大変な作業なのですが実はもっと大変なのが上手くラインを出して曲線を描いていく作業なのです。

皆さん、エンピツで円を書いてみて下さい、意外と難しいでしょ？！それにまん丸ならまだしもキレイな曲線となるとほとんどアート（芸術）の域なんですよね。

アプローチ左右のレンガラインも緩やかなカーブで

肝心な土間コンクリートを敷く作業も曲がりくねった曲線で、しかもゴツゴツしたピンコロの岩肌のフチを平に均していく作業は想像以上に手間の掛かる作業で、モタモタしているとコンクリートが固まってくるので決して楽な作業ではありません。

にも関わらず、それでもなおピンコロの曲線ラインをオススメするのは曲線を取り入れることにより全体に柔らかさと美しさ、そして優しさを表すことが出来るからなのです。

このあたりは凍れ上がりがキツいので凍上防止のために断熱材をしっかりと埋め込んでいます。デザインも大事ですが品質も大いに大事なのでそこは抜かりなく！

製作途中の門柱です。流れる様な曲線美を表現したいのですが、さて完成はいかほどに

建築物はとかく直線的になりがちですがちょっと外構に曲線を取り入れてあげるだけで敷地全体が見違えるように美しく変身するのです。

こちらが完成イメージ

ぜひあなたのおウチにも曲線を取り入れてcurvy（カービィー）なエクステリアを表現してみてください！

直線的な建物と曲線を主体とした外構のマッチングが美しく、とくに芝生で縦の空間を上手く使ったcurvyの良い例ですね(^ω^)

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な駆体をもち
瑕疵はなく
決して壊れず
いつも優しく佇んでいる
そんな外構をぼくは創りたい