天然石の小径とピンコロ花壇
使用したのは中国産天然石「桂林」
今日ご紹介するのは天然石の小径とピンコロで作った花壇です。ガタガタしない小径を！とのご要望にお答えしてご用意したのは中国産、石英石の「桂林」お色はブラック。桂林、中国語ではグイリンと読むそうですがその名のとおり、中国の 広西省桂林市で産出された石英石です。桂林市は岩山が街のいたる所にそびえ立つカルスト地形で世界的に有名な観光地です。地下に流れる全長１２メールの鍾乳洞があり、その中をトロッコ列車や船に乗ってカルストが作り上げた雄壮なクルーズが楽しめる冠岩（かんがん）や像が水を飲んでいるように見える大きな岩で有名な象鼻山（ぞうびざん）。そびえ立つ七つの岩山が北斗七星に見える七星公園（しちせいこうえん）などなど。中でも桂林から陽朔まで８３キロの川を下る璃江下り（りこうくだり）はすばらしい水墨画のようなカルスト地形の風景が存分に堪能できるクルーズで超人気のスポットです。
ガタガタしないカルストのような小径
今回はそんな璃江の川下りとそびえ立つカルストの岩山をイメージしてガタガタしない小径を造りました。３つの大きさの方形を組み合わせる事で空間を広く見せる効果を狙いつつ、同じく中国産砂岩のピンコロを使った花壇と壁と方形石の中間に配したピンコロのラインをそびえ立つカルストに見立てて配置しています。そしてウッドデッキの足元に並んでいるハーブのゴールデンレモンタイムが色鮮やかに輝いてます。
この位置にタイムを植えるgoodアイデアはお客様の発案です。
これがまた、ウッドデッキの上から見るといい眺めなんですよ～、まさに絶景。それにしても今回ぼくはただ、こうして解説しているだけです。でもね、こうやってお客様ご夫妻とぼくたちエクスリーフがチームになってアイデアを出し合い、良い外構が出来上がるってホントに素敵な事だなぁーって。そして多くの事をぼくたちを信頼して任せて下さったお客様に心から感謝です。さて、こちらの工事も来週のオーニング取り付けをもって完了となります。なんだか終わってしまうのが名残惜しいです。
