リサ・ラーソン展に行って感じた「Lagom」という発想
いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。
先日、真駒内まで行く機会があったので札幌芸術の森美術館で開催中のリサ・ラーソン展を観て来たんです。スウェーデンを代表する陶芸家のリサさんについて興味がある方は是非とも見て欲しいです。実際に彼女が造った陶芸品を直に見られるチャンスはそうそうないので。
感じたままに感想を言うならば「素朴で温かい」の一言です。
それはまさに北欧デザインの魅力。長く寒い冬と一日の多くを夜が支配する環境の中で生まれた温かさや光を表現する「北欧デザイン」。それが彼女の陶芸作品から見事にあふれ出ている。
館内は撮影禁止なのでここで作品をご紹介することは叶いませんがぼくのお気に入りで彼女の作品から生まれた猫のキャラクター「マイキー」なら皆さんも一度はどこかで見かけた事があるかも知れませんね。
自分らしいちょうどよさ「Lagom」
スウェーデン語に「Lagom」という言葉があります。このラゴムとは「多くもなく、少なくもなく、丁度良い」という意味の単語で北欧の方達はよくこの言葉を使うそうなんですが、まさにリサさんの作品にピッタリな言葉のような気がします。
ぼくが考える北欧のデザインを取り入れるポイントは4つ
ミニマリズム(簡素) ネイチャー(自然) ライト(光) ファンクショナル(機能性)
これを外構のデザインに置き換えて考えてみるとこんな感じになるだろうか?!
「余計なモノをゴチャゴチャと入れずシンプルに、天然石やレンガなどの自然素材や植栽などを使い、光と陰で奥行き感を演出しつつ、カーポートや宅配ボックスなどの便利な機能も取り入れた外構」まさにぼくが目指す外構そのものを表しています。
これは北欧デザインに限らず、シンプルモダンやナチュラルシンプルにも共通するデザインの基本となるポイントでこれらを一言で表現するならやっぱり「Lagom」がピッタリなんでしょうね。
なにはともあれリサ・ラーソン展、ぜひ皆さんもご覧ください。
開催期間:2018年4月1日(日) 〜 2018年6月10日(日)
会場:札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2丁目75番地)
観覧料:一般 1,000円、高校・大学生 700円、小・中学生 400、小学生未満 無料
https://artpark.or.jp/tenrankai-event/lisalarson/
しかしながら実にシンプルで温かいどうぶつたちだと思いませんか?!
それではまた。