狭さを感じさせないデザインと機能性を併せ持つ外構
とかく外構は家が建ってしまってから、あるいは着工してしまってからご相談をお受けする事が多いのですがハッキリ言ってそれでは遅いです！
本来ならば設計の段階からご相談にお越し頂く方が後々に後悔しないで済むって知ってますか？！
お家のプロ＝外構のプロ、ではないですよ！
例えば、こんな事例がありました。
事例１、家の横にカーポートを設置したいＡさんの場合
Ａさん・・・カーポートを家の横に設置したいのだけれども
ハウスメーカー担当さん・・・それじゃあ建物を敷地境界線から３ｍ離しておきますね！
ダメダメ！たしかに１台用のカーポートなら幅３ｍくらいですが近隣トラブルを避けるためには５０ｃｍ程度は境界から離した方が良いし、お家のメンテナンスを考えるとピッタリくっつけるのは如何なものだろう？！
事例２、家の裏庭に塀を建てたいＢさんの場合
Ｂさん・・・裏庭に塀を建てたいのだけれども
ハウスメーカー担当さん・・・ウチは外構を下請けに出すから高くなるよ、家が建った後に外構屋さんをご自分で探してみては？！
ダメダメ！たしかにハウスメーカーさんに頼むと高くはなるけど家が建ってからじゃ重機が裏庭に入って行けないから手作業になってしまって、結果的にはどちらにしても高くなりますよ！
と、まあとにかく色々とあります。なぜこんな話しになるかと言うとハウスメーカーや建設会社さんは住宅のプロであっても外構のプロじゃないからです。
狭さを感じさせない開放的なデザイン
広ーい敷地ならば後からどーとでもなっちゃいますよね？！ でもね、駅近や買い物が便利な好立地な場所に家を建てたい場合はどうしても敷地面積が狭くなりがちです。
そんな時に重要な事は、見た目が窮屈にならない開放的なデザインと使い易い機能性がとっても大切です。その両方を実現させるためには設計の段階からご相談にお越し頂くことをぼくはおススメしています。
今日、ご紹介するこちらのお客様は設計の初期段階から当店にご相談にお越し頂き、半年以上の時間を掛けてご商談させて頂いた方です。
とくに建物正面から歩道までの距離が５ｍを切っており、奥行きが非常に狭い条件でした。しかも車３台分の駐車スペースを確保したいとのご要望なので南向きで日当たりの良いリビングの前にしかカーポートを設置する事ができませんでした。
そこで今回は光を通すポリカーボネート製の屋根材を使ったYKKAPのエフルージュツイン、積雪150cm対応を奥行カットで設置させて頂きました。これでリビングが暗くならずに、しかも除雪の手間が省けるラクラク仕様、そのうえ雨の日も濡れずに玄関まで行ける最短距離で、大雪の朝も除雪なしで出勤できる超ラクラク仕様です。おまけに開放感があって狭さを感じさせません。
でも実はこちらのお客様、ご主人のお車がとても大きな外車なので長さが５ｍ以上もあるため奥行をカットしたカーポートには全くもって収まりません。そのため玄関ポーチを１ｍほど後ろに後退させて長い車でもお尻がスッポリ収まるように設計変更をしているんです。
当然のことながら外車ですからお車の横幅も広いのでカーポートの柱の位置も厳密に計算した上で設置しています。
これは住宅の設計と外構の設計を連携させたからこそ成し得た使い勝手の良さなのです。
それもこれも、外構を後回しにせず早い段階からご相談にお越し頂いたお客様のおかげなんです。
物置もご覧の通りにぴったぴったの位置にキッチリ収まってます！ 写っていませんが横に窓があるのでこれ以上の位置は無い！ってくらいの場所に設置しております。
こちらのお客様とは長い時間を掛けて何度も何度もメールでやり取りしながら、本当に色々な相談をさせて頂きました。ぼくもご期待に何とかお答えしたいと必死だったし、何よりもご質問やご要望がとても的確で、そのやり取りの中でぼくもたくさんの事を学ばせて頂きました。
完成後、お引き渡しの後に追加のご注文を1度ならず２度までも頂戴して、今後もご相談させて下さいと最後の最後に言って頂けたことが何よりも嬉しかったです。
どうですか、ぜんぜん狭く見えないでしょ？！ それでいて便利で使い勝手は抜群です。しかも何だか凄くスタイリッシュでカッコ良いと思いませんか？！
この度はエクスリーフにご用命頂き、誠にありがとうございました。これからも末永くお付き合いのほど宜しくお願い致します。
ご検討にお役立てください！
先日、ある同業者の方が「他社にマネされるから施工例はHPに掲載したくない」と言っているのを耳にしました。なるほどー！と、感心しつつも、たとえマネされたとしても、それで世の中の外構がみんなみんな素敵になったらそれはそれで幸せな事だよなーと。そんなわけで改めてエクスリーフの想いをぼくなりに整理してみました。では
「エクスリーフの外構にはひとつひとつコンセプトがあり、窮屈に感じさせない余白（空間）の取り方、アイテムを引き立てるためのレイアウト、視線を引き付ける体感的な造作など、パーフェクトに完成されたデザインと機能はすべて、一軒一軒のお客様に最適化されたプランニングの成せる技です。ぜひあなたに適した施工事例や日々のブログをご覧いただき、あなたのエクステリアプラン作りにお役立てください。」
と、まぁこんな感じに意外と生意気に自信を持って仕事しています。
そんな事よりも、このブログをご覧頂いて少しでも世の中に素敵な外構が生まれて、街中が美しくなってくれたら。そして少しでも知らない誰かのお役に立てたなら、どんなに素敵な事だろうと思うワケです。
だからぼくは出し惜しみを一切しません。これからもどんどん不都合な真実を発信しちゃいます！ だから、ぜひまた見に来て下さいね(^^♪
また一歩、小さな一歩かも知れないけれど
