デザインにも遊び心を
今日はちょっとした待ち時間があったので現場近くのディーラーさんで以前から気になっていた車、フィアットの500X(チンクエチェントエックス)を試乗させてもらいました。
フィアットの500(チンク)と言えばカリオストロの城でルパンが乗っていた小っちゃくて丸い2ドアの車が真っ先に思い浮かぶワケですが500Xは4ドアのそこそこ大きなコンパクトSUVです。
お洒落なイタリア車に乗ってみたら
乗ってみた感想としては、けっして乗り心地が良い訳でもなく、運転がし易い訳でもない、おまけに馬力もないのでドライブが趣味なぼくとしては少し物足りない。まあ、このへんは最初から期待していないし、そこを求めるのであれば日本車の方が遥かに素晴らしい。
じゃあ、なんでフィアット( ,,`・ω・´)ンンン? いまアナタそう思いましたか?! うん、確かに。
ハッキリ言ってぼくはチンクエチェントエックスに機能性や快適性は求めていません! この車に期待している魅力は何といってもデザインのおしゃれ感と遊び心です。
ブレーキがカックンだとか、パワーが無いのでちょっとアクセルを踏むとブウォーン、ブウォーンと唸りをあげてうるさいとか、そんな事はどーでもイイと思えるほどに可愛くてオシャレ。
さすがはイタリア車だけあってビビットな色使いや、それでいてクロームパーツの使い方がモダンでカッコいい。インテリアもボディと同色のインパネは曲線を取り入れていて丸くて可愛いデザインだし、とにかく乗ると思わず笑顔になってしまう楽しさがある車です。おまけに価格も良心的だし。
オートマなんてダサすぎる?!
知ってましたか? イタリアではオートマ車に乗っていると女性に馬鹿にされるそうですよ! 実際に本国イタリアでは実に9割以上の車がマニュアル車だと言うから驚きです。さすがはフェラーリを生み出した国だけあって、車がどういう物かを良く知っている。フェラーリにしてもランボルギーニにしても、フィアットもアルファロメオやマセラティ、ランチア、どれもこれもが個性的で一癖も二癖もあるけれども、それぞれに良さがあって魅力的です。
まあ、たしかにルパン三世がオートマ車を運転している姿は想像したくないですよね。
カッコいいアルミタイルをご提案
そうそう、つい最近アルミ製のタイルを貼ったアプローチを描かせて頂きました♫ とってもオシャレなご夫妻にピッタリな素材なのですが如何せん材料が高くて(;´д`)トホホ。抑える所はおさえて、なんとかご予算に近づけたいと奮闘中なのですがはたして・・・それにしてもイタリアっぽくて超クールなタイルですよ!このアルデコール。
オシャレで遊び心のある外構を
ぼくもお洒落で遊び心のある外構をつくりたくてこの世界に飛び込みました。それでもやっぱり品質やコストを優先させるあまりに、ついついおしゃれ感や遊び心とはほど遠いデザインを描いてしまう事が多くなって、そんなんで最近は反省しきりなのです。
エクステリアにはまだまだお洒落で素敵な素材がいっぱいあります。初心忘るべからず、ぼくもフィアット500Xのように、おしゃれ感を見習ってステキな外構をつくりたいと思う今日この頃でした。