住友林業の家に似合うモダンな外構を作ってみたら
今年は秋を通り越していきなり冬がやってきた、そんな感じの寒さですが皆さまいかがお過ごしでしょうか?!
東京では11月に積雪を観測するのは史上初だそうで、かと思いきや函館ではマンタやマンボウなどの熱帯魚が網に掛かったりと、本当に日々おどろかされますね。
でも着々と温暖化は進んでいるわけで、日本でもパリ協定の批准は待ったなしの状態であることに変わりありません。ゼロエネルギー住宅いわゆるZEH(ゼッチ)への補助金も新築重視ではなく、もっとリフォームへの補助金を増やすなどして温暖化対策に本気で取り組まなきゃダメですよね。
とまあ、そんな難しい話しはさておいて、山の手で新築中だったお客様宅が完成しましたのでチラッとご紹介したいと思います。ただ、完成といっても予想以上に冬の到来が早かったために、駐車場の土間コンクリートは今シーズンの施工を諦らめて来春へと持ち越しとなってしまいました。なので駐車場は砕石のままですがそれを差し引いても実用的でスタイリッシュなモダン住宅に仕上がっていますので、これから外構をお考えの方はぜひ、参考にして下さいませ。
では、さっそく
YKK新型カーポート「エフルージュツイン150」
当店でも人気の高い、光を通すポリカーボネート屋根のカーポートのラインナップについにYKKAPのエフルージュが加わりました。今回はそのエフルージュでも特に需要が多い2台用、しかも積雪150cm対応のタイプをお選び頂きました。特徴は何といってもスタイリッシュなフォルムでしょう! 薄い屋根材がカーポートを置くと重くなりがちなファサードを明るく開放的な空間へと見事に変貌させています。
撮影した当日は雪が降ったり止んだりの薄曇りでしたがご覧の通り、屋根の下も暗くありません。屋根の上に薄らと雪が積もっているのがお分かり頂けますか?!そんな天候の中でもこれだけの採光を実現しています。ちなみにこちらのカーポート、奥行きの関係で屋根を前後切り詰めています。
重厚でありながら圧迫感のないゴージャスな塀
不用意に敷地を横切られないよう片側の隣地境界には天然石を貼り付けたブロック塀を配置しました。圧迫感が出ないように高さを低めに設定していますがゴージャスなブラックの天然石なので物足りなさを感じる事は一切ありません。後ろにはハート型の葉っぱが愛らしい桂の木を3本植えていますので季節になると葉が生い茂ってちょうどいい目隠しになってくれると思います。
ドットペイブで来客用駐車スペース
将来的に撤去して花壇や菜園スペースに変えられるよう来客用の駐車スペースにはあえて土間コンクリートではなく、同じコンクリートで出来たドットペイブを敷いています。1m角の大判と50cm角の中判の両方を敷き、目地にはイエローのカラー砕石を入れる事で無機質で単調になりがちな空間に変化をもたらします。
自然なグラデーションが美しいロシェ・ナチュラル
玄関ポーチの前には単色で使用しても自然な色ムラが美しく表現されたエスビック社製のインターロッキング、ロシェ・ナチュラルのシルバーを採用。一個一個が微妙に色が異なり、自然なグラデーションが再現されています。それほど広いスペースではありませんがグラデーションの効いた明るめのシルバー色を配することで空間を広く感じさせてくれる効果を発揮しています。
門灯は明るくエコなLED照明
タカショーの機能的な12Vトランス
残念ながら一足早い冬の到来で土間コンクリートの舗装は来春までのお預けに・・・今から春が待ち遠しいエクステリアです。
今回は住友林業さんで建てられた新築住宅の未完成外構例をご紹介させて頂きました。