ガーデニングで育てる・飾る・食べる・そして生きる

いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。
良い季節になって来ましてね。ライラックやツツジの花が咲き乱れて愛犬チョコちゃんと散歩していても、とっても気持ちが良くて楽しいです。
でも、ウチの近所には雑草で荒れ果てているお庭が散見されていて、見る度に「勿体無いなぁ」とため息をついてしまったりする。何がもったいないかと言うと理由は4つある。
ガーデニングをする事で、育てる・飾る・食べる・そして健康に生きる事が得られるのです。
こんなに良いことばかりなのにって、残念な気持ちになってしまうワケです。そこで今回はガーデニングの良さをお話しさせて頂こうと思います。
ガーデニングで育てる楽しみ

先ずは育てる楽しみ!
野菜でも花でも、とにかく育ててみて欲しい。ぜったいに楽しいから!
育て始めると明日が楽しみになります。
だって、少しずつ芽が出てくるようすなんて見ているだけで楽しい。ものすごく可愛い芽がね、毎日毎日少しずつ成長する姿なんて、癒されるくらいに愛おしくて可愛い。
何を大げさなって、思われるかも知れないけどやれば誰だって分かります。
ガーデニングで飾る楽しみ
次に飾る楽しみ♪
自分で育てた花をリビングや寝室に飾ると嬉しくなるんですよねぇ。
お庭に咲いているのと、また違って見えるんです。
例えばアスパラガスの花や実なんて、めっちゃかわいいですよ。

左の花瓶に挿しているのはアスパラガスを収穫しないで放置した姿なんですけど、赤い実がとっても可愛いですよね。
次の写真がアスパラガスの花。
これまた小っちゃくて可愛らしい。

とにかく、お庭で育てた植物をお家の中に飾るのって、本当に楽しいし、気分が良くなるんです。ぜひ、やってみて欲しいです。
ちなみですが我が家では花が咲いた庭木の枝を落として、それを花瓶に入れて楽しんでいます。こんな感じで

ガーデニングで食べる楽しみ
これはもう言うまでもないですね。アスパラガスが美味しいのは当たり前のことだけど、それ以外にも自宅で育てた野菜は本当においしい。なぜなら最低限の肥料ので育つから。売っている野菜が美味しくないとは言いませんが大量生産ではどうしても大量に農薬を使いますが自宅ではそれが無い。ぜひ、試してみて欲しい。ほんとに美味しく感じますから。
あと、意外にも庭木の花。例えば桜の花びらなんかを塩漬けにしてお湯に入れて飲んでも美味しいし、少し塩抜きにしておにぎりに入れても美味しい。桜おにぎりって、聞いたことありませんか?!
水菜とかは凄く簡単に育つし、採れたてはめっちゃ美味しい。例えばシソとか大葉とか知らないうちに大きくなってる感じで、思うほど家庭菜園は難しくないって知ってました?! ご実家で家庭菜園をやられている方はそれほど難しくない事を見て知っているから抵抗なくスッと始められているようですし、今はスマホで情報を簡単に集められるのでハードルはかなり低いと思います。
土いじりで健康に生きる
そして最後にぼくが今日もっとも伝えたかったこと。
それが土いじりで健康に生きるって事。
ぼくがこの場でアレコレと長い文章を書く必要が無いくらい、今はAIも進化しているのでスマホで調べれば簡単に分かる事なのですが「土いじり」を行う事で土の中にいる微生物やバクテリアなどがカラダとココロの健康にとても良い効果をもたらしてくれるのです。
例えばバクテリアは幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌を活性化してくれるのでうつ病の発生を抑制してくれるし、バクテリアには抗炎症作用や免疫調整作用なども備えていたりする。しかも幼少期に土を触る事でアレルギーが減少する研究結果まであるくらいバクテリアのもたらす健康作用はとても大きい。
北里大学の大村智教授は静岡県にあるゴルフ場の土から発見した微生物から「エバーメクチン」を開発し、熱帯病に苦しむ数千万人を救った事で2015年にノーベル医学生理学賞を受賞されているし、さらにこのエバーメクチンを進化させたイベルメクチンは寄生虫の特効薬として世界中で使われている。

土が汚いからと子供に触らせない親もいるようですがそれは無知でとっても恥ずかしい事なんです。むしろ逆なんです。その証拠にぼくたち外構業者は毎日のように土を触って仕事をしていて、そのおかげでめちゃくちゃ健康なんです。職業病と言えば腰痛くらいなモノで職人さん達もほとんど風邪すらひかないのです。
それってやっぱり太陽の光を浴びて、汗をかいて、土をいじっているからなんだと思うんです。
今は物価高で建築費も高騰し、外構工事に予算が回せなくてお困りの方が多くいらっしゃると思いますが、ぼくはカーポートが建てられなくても、フェンスを建てられなくても、土がいじれる菜園や花壇はぜったいに造って欲しいと、本気でそう思うのです。
健康で健やかな暮らしを実現すること。
そのためにはガーデニングは欠かせない。
これは大げさでも何でもないんです。育てる楽しみ、飾る楽しみ、食べるたのしみ、それらを楽しむ心のゆとり、それにはまず健康でいられる事が何よりも大切なこと。そのためのガーデニングなのです。ぜひ皆さんもガーデニングにチャレンジしてみてください。
それではまた。