あれから6年の歳月が流れて

社長のひとり言

もうそんなに経つんですね・・・
6年前の今日、ぼくは東京の下町は日本橋浜町のトルナーレ日本橋浜町ビル11階にある会議室に社内外のメンバー20名前後で打ち合わせを行っていました。

日本橋浜町のランドマーク「トルナーレ日本橋浜町」
日本橋浜町のランドマーク「トルナーレ日本橋浜町」

そして午後2時46分・・・最初はあ、地震かな?くらいの揺れだったのが間もなくしてドン!と突き上げるような衝撃が走り、そのあとどんどん揺れが強くなって目の前の太い柱がグニャグニャと揺れながらメキメキと唸りをあげていました。少し収まってメンバー皆で怖かったねぇ、、、とか言いながら席を立った瞬間、ドドドドー!今度はさらに大きな揺れが襲って来ました・・・本当に怖かった。泣いていた人もいました、どのくらい揺れていたのか記憶はあいまいですが結構な時間揺れていた気がします。

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そのあと家族に電話しては見たものの繋がらず、ショートメールだけは何とか繋がって無事を確認できた事に凄くホッとしたのを覚えています。5時位に会社から帰宅命令が出ましたがJRも地下鉄も運休しているので諦めて日本橋浜町から江戸川区松本まで歩いて帰ろうと奥さまにメールしたところ、迎えに車で出発したとの返事が・・・なんと優しい妻でしょうか、涙が出そうになりましたよ。少しでも早く合流しようと取り合えず都営新宿線沿いに新大橋通を同じような境遇の群衆の群れと化して人の波にのまれるように歩き出しました。

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直線にして12kmくらいの距離なので車よりも歩いた方が早いかもなあ、なんて思いながら歩いていたら明治座の近くの浜町駅から二駅離れた菊川あたりで早くも妻と合流を果たしたんです。慣れない道にも関わらず意外とスムーズに走ってきたらしく妻も子供ふたりも元気そうでホッとしましたね、やっぱり家族が一緒だと安心します。

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ところがそこからが問題!いざ江戸川区方面に反転してみると、どこもかしこも車がビッシリで長蛇の列です。たった9kmの距離を5~6時間かけて、やっと家に到着したのは日付を跨いだ時間でした。
翌日は土曜日でしたからずっとテレビを見ていた気がします。停電やら断水やら、ガソリンも電池もみんな売り切れ、もちろん水も、日ごろの備えがいかに重要かを身に染みて体験しました。

なぜ原発イジメなんておきるのか?!

それにしても、ぼくは東京にいたのでこの程度で済みましたが東北にお住まいの方々の事を考えると、その大変さは想像すら出来ません。それなのになぜ?なんで原発いじめなんてする人がいるんでしょうか?! 住むところも、ふるさとも離れて知らない土地で暮らす人たちを、なぜイジメるんでしょうか? ぼくには理解できません。ましてや子供に罪なんか無いのに! 賠償金に腹立ちますか? ふるさとを追われて心を痛めている人も大勢いるのに、それでもイジメたくなりますか?! でもその怒りは行政や東電にぶつけるべきです。賠償されている方たちはあくまでも被害者の方たちです。

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今までに支払われた賠償金の総額はすでに7兆円を超えてるんですから、東電だけでどうこう出来る話しじゃありません。賠償金の財源は原発を持つ全国の電力会社、もちろん北電も含めてね。そして足りない分は国の税金で賄われる訳です。その額なんと年間1兆円ですよ。そりゃ腹立ちますよ、だって電気代すごく高いんだから、でもねその怒りは政府や電力会社にぶつけるべきです!被害者の方たちじゃないでしょうに。

東電による賠償金の支払い状況はこちらで確認できます。

ぼくのうちはオール電化です、いまだに高い電気料金を支払っています。もちろん支払い先は北電ですがその北電からも賠償金の一般負担金が支払われています。

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いざという時に役立つ雨水タンク

このところのニュースにむかむか来ていたのでつい言ってしまいました(反省)でも本当にあんなことは二度とあってほしくない、そうおもいます。

それはそうと皆さん、防災の備えってなにかされていますか?! ぼくはあの時に一番困ったのは水でした。断水で水が出ないと本当に困りますよ、食器も洗えないしトイレも流せないですしね。そんな時に役に立つのが雨水タンクです。普段から雨水を自動的に集めて保存し、家庭菜園や花壇の水やりや車の洗車にも使えますし、いざという時はとにかく役立ちます。備えあれば憂いなし、屋根の水を集めたり、カーポートの屋根からの水を貯めることも可能です。ぜひ参考にして下さい。

M.TOMIYAMA

どういうワケか右と左の足の長さが2cmも違うんです。おまけに靴のサイズも左右で違うんです。これって一体どうやってそうなっちゃったんだろう( ^ω^)・・・

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暮らしを彩るステキなアイテムの数々やその時々に感じた大切なこと、楽しんでいることを書き残しています。毎日をほんのちょっと温かく。
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