シンプルでありながら単調ではないモノ
ガーデン
ぼくは外構をデザインする際に出来るだけシンプルなイメージになるよう心がけている。
「短調と単純の違いを感じて欲しい」
一見シンプルなんだけど、なんの意味も感じられない、薄っぺらい「単調」なモノとは違ってゴテゴテと飾らず、それでいてしっかりと意味が伝わるデザインを目指して。「シンプル」それは即ち「単純」であること。
複雑なモノを洗練した結果の「単純」
「単純とは複雑なものを統一してそれを洗練した結果できあがるもの」
さまざまな条件やご要望をグルグル掻きまぜてそこから無駄なモノや邪魔なモノを削ぎ落とし知恵と工夫を注ぎこんで最後に愛情のエッセンスを1滴。
こうして出来上がるシンプルさをぼくは大事にしたい。
確かにそこに意味はある
こちらのお客様宅は玄関前の歩道にゴミステーションや電柱のケーブルが設置されてるためさり気なく、室内から視線を遮るよう塗り壁の門袖をデザインしました。二分割した壁の間にアイアンのスリットを入れ単調にならないように片方の塀の角を落として丸みのある仕上がりにしています。あえて変化をつけるで表札が付いている左の門柱に視線を誘導してゴミステーションを目立たなくさせる効果を狙っています。
説明しなければ分からないけど確かにそこに意味はある、そんな奥深いシンプルさを表現したい。
今日もアレコレと悩みながらシンプルな外構を目指してぼくは図面を書いています。
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