ショーワの片持ちカーポートはメーカーに頼む?外構業者に頼む?
いつもご覧頂きありがとうございます。富山です。
なんかカッコいいですよね~片持ちカーポート! あいかわらず人気の片持ちカーポートですがアルミ製のカーポートと違って鉄製カーポートは地元のメーカーさんにお願いすれば直接売ってくれるので話しが早くて、その方が安く買えると期待されていらっしゃる方も多いかと思います。
購入がカーポートだけの話しならば、もちろんそれは間違いではありません。
でも、たいていの場合はその下の舗装だったり、あるいはお庭の工事まで含む外構工事一式を検討されているとなれば話しは別になってきます。
今日はそういった鉄製カーポートの購入を検討されている方向けに購入方法や片持ちカーポートを含む鉄製カーポートのメリット・デメリットをご案内させて頂きたいと思います。それではさっそく!
どっちがお得?! メーカー直販かそれとも
結論から申し上げますと価格差はわずかです。
冒頭でもふれましたけれど、値段的にはそれほどの差は無いように思われますが、納期や仕様などの点でダイレクトな方が話しが早いのではっきり言ってカーポートだけ買うのであればメーカーさんから直接買った方が良いです。価格面で言えば、ぼくたち外構業者は一般のお客様とは違って、継続したお取引があるので多少なりとも安く仕入れさせて頂いているはずです。しかもメーカーさんが直接販売しているのを承知しているので、そもそも我々業者はほとんど利益は頂いておりません。だから、極端に直販だから安くなると言う事にはならない訳です。
片持ちカーポートは外構業者に依頼した方が楽ちんワケとは?!
でも、工事が舗装やお庭などを含む多岐に渡る場合は工事が複雑に絡み合うため、工程や必要な仕様の調整など、さまざまな調整が必要となるため、何でもかんでも直接買えば良いとはならないのです。
下手をすれば工事のやり直しや仕様変更などで余計な出費が発生する可能性もあり、予想外にコストが大きくなる可能性すらあり得るのです。
しかし、外構業者に頼むのであれば面倒な打ち合わせも一回で済むし、問題になりそうな事は事前に外構業者が察知して確認してくれたりもするのですから、間違いなく一緒に頼んだ方が楽ちんでもあったりします。
例えば、柱の高さ
よくあるトラブルとして例を挙げるならば柱の高さです。舗装を行う場合は雨水を路面に溜めないように最低でも水勾配をとって舗装します。場合によってはもっと大きな傾斜がつく場合も少なくありません。そのような場合に片方だけ長い柱が必要になったりするワケです。
外構業者であればその可能性についてを把握しているので、あとから追加費用を請求される事は無いと思いますが一般のお客様が柱の延長を事前にメーカーさんに伝える事はまず無理でしょうね。結局あとから追加費用を請求されるのがオチなのです。
ちょっと分かりにくいけど、こちらの片持ちカーポートは前側の柱が20cmほど長い仕様になっています。当たり前ですが柱を長くすればするほど値段は高くなります。無駄に長くする必要がありませんが標準よりも低く設置してしまうと背の高い車を停める際に慌てる事になるので、傾斜に合わせて一方の柱を長くする事はとても重要です。
エクスリーフがショーワの片持ちカーポートをおススメする”理由”
ぼくが知る範囲だと札幌圏で現在購入できる片持ちカーポートを含む鉄製カーポートは3社(もっとあったらすみません)その中であえてショーワのカーポートをおススメする理由は「メッキ仕様」だからです。
塗装と違ってメッキ加工は非常に長持ちします。アルミと違って鉄は錆びます。当たり前のことですがその点を軽くみている方が多くて驚くのですがカッコいいカーポートもサビたら美観が台無しだし、下手をすればサビ汁が車に落ちてボディを痛める結果になりかねません。
それでなくても雪の重みを一身に受けるカーポートをサビたまま放置すると、いずれは腐食して最悪は倒壊します。毎年のように雪の重みで倒壊する建物の多くが鉄骨造であることを考えると軽く考えて良い事ではないはずです。
錆びを防ぐためには塗装を定期的に塗り替えるメンテナンスが必要となるのですが、サビに気が付かない場合もあるし、分かっていてもつい忘れてしまったりと、マメに塗装される方は非常に少ないのが現状です。それに塗装代もバカにならないので、ついつい疎かになりがちなのも致し方ありません。
だから、オールメッキ仕様を選択する事が出来るショーワの「家CAR天下」をエクスリーフはおススメするのです。
本体価格もオールメッキの方がお安いし、設置後のメンテナンスを考えるとコスト面では断然オールメッキがおすすめですが、オールメッキは見た目がちょっと、と敬遠されてしまう方も少なくありません。そのような塗装派の方は塗装タイプを選択されるのが宜しいかと思います。ショーワの塗装タイプは柱と梁だけが塗装されており、屋根廻りはメッキ仕様となるため、その分塗装費用が抑えられるし、サビ汁は柱を伝って下に落ちるので車に付着する心配が極めて少ないと言えるでしょう。少なくともオール塗装よりは不安が少ないのは事実です。
せっかくのカッコいい片持ちカーポートが錆びるのは悲しいなぁ・・・ そう思いませんか?
光を通す屋根の「家CAR天下」
もう一つ、「家CAR天下」の魅力をご紹介するならば、やっぱり光を通す屋根の「ソラフル」でしょうね! 明るくて玄関まわりが華やかになって見た目も抜群です。それに鉄板よりもポリカーボネート板の方が熱伝導率が高いので屋根上の雪も解け易い利点もあります。
ただでさえカッコいい片持ちカーポートが更にスタイリッシュにパワーアップしてますよね~♪
という事で、今日は片持ちカーポートをメーカーから買う方が良いか、外構業者にまとめて依頼する方が良いについてをご案内させて頂きました。いかがでしたか?ご理解いただけたでしょうか・・・
個人的にはマニアックな製品だと量販店には置いていない事も多いし、このところあらゆる分野で品不足が起きており、それもあってソニーストアやキャノンオンラインストアなどのメーカー直販サイトで買い物する機会が増えてきている気がしますがお値段的にはけっして安くはないですよね。単に値段だけで考えれば大手の通販サイトの方がまだまだ安いのが現状です。
サイトの運営や構築にはコストが掛かるのでメーカー単体でのダイレクト販売では価格に優位性を付けるのが難しいし、直販サイトだからといってそれほどの販売量を得られるワケではないのでしょうか。それと同じようにカーポートだって直販だからたくさん売れるかというと、そんな簡単なことじゃない理由が少しご理解頂けたら幸いです。
それではまた。