たくさんあって迷ってしまう!お庭の小径を一挙にご紹介しちゃいます♬
大きな花壇を作って、そこにたくさんの植物を植えたまでは良いけれど”何か物足りないなぁ”って感じたり、あるいは花壇の中じゃ”足元が悪くて歩き難い”そんな不便を感じたりすることはありませんか?!
そんな時は短くても、細くても良いから小径(小道)を造るとお庭が引き締まって見えますよ!それに歩きやすくもなるので草花のお手入れにとっても便利です。
今日はそんな便利な小径の数々をご紹介させていただきます。ではさっそく!
小径を選ぶポイントはここ!
先ずは小径を選ぶ時のポイントからご案内しましょう。
- 雨でもぬかるまない
- 平坦で歩きやすい
- 水たまりが出来にくい
- 見た目がおしゃれ
- ガタガタし難い
当たり前ですけど小径とはいえ人が歩く道なので歩きやすい事が大前提ですよね! その為には数年でガタガタしてしまう素材や工法なんてもっての外です。では、具体的にどんな小径が良いのか?!さっそく見てみましょう!
小径の王道はやっぱりレンガでしょ!
小径と言えば真っ先に浮かぶのはやっぱりレンガですよね! レンガはとても丈夫なので長持ちするし何よりも植物の緑に良く似合います。しかもカーブさせたり円を描いたりと好きなラインを描きやすいのでデザインの幅も広がります。
安物のレンガは一冬で割れてしまいます!
しかしながら一口にレンガと言っても一個百円で売っている安いレンガ等は寒さで割れてしまうので値段で選ぶと後悔します。安いから割れても良いや、などと安易に考えると割れたレンガの処分に意外とお金が掛かるのでくれぐれもご注意下さい。
小さくて可愛いピンコロも素敵です。
次におススメなのが天然の石を四角くカットして造ったピンコロを敷き詰めた小径です。砂岩などの天然石を使っているので丈夫で長持ちなのはもちろん、モルタルで敷き固めるのでガタガタしません。お色もたくさんあるので思い通りのイメージで小径が作れます!
カラフルなキュービックが可愛らしい!
中でもぼくの一押しはエスビックのキュービックです。ゴールドやグリーン、パープルなどの明るくカジュアルな色合いがお庭を優しく彩ります。
いろいろ混ぜても可愛いですよね♬ どうですか、イメージ湧きました?!
飛び石は意外と洋風にも似合います!
和風のお庭でよく見かける飛び石ですが意外と洋風にも似合います。それにこれなら自分でも敷けちゃいそうでしょ!石にもたくさんの種類があるので大きさや色合いなどを考えて材料を選びたいですね。
砕石を敷いてから置きましょう!
それから自分で敷く場合は下に砕石を入れて、しっかりと突き固めてから敷くようにすると土に沈まなくて良いです。
乱形石貼りはとってもゴージャスです!
続いてこちらは天然石の乱形貼りです。なんとも贅沢な小径ですけれども、これがまたカッコいいのなんのって。
もちろんコンクリートで固めた上に一枚一枚を貼り合わせていく訳だからとっても丈夫なのは言うまでもなく、尚且つ天然の石を貼るので汚れも水を掛けるだけであっという間にキレイになります。
丸く敷いてもオシャレです!
別に道だからと言って細く長く作らなくても、こんな感じに丸く敷いた周りに植物を植えてもステキだと思います。どうでしょ?!
固まる土(真砂土)で道も作れます!
水たまりが出来なくて、雑草も生えないとして人気の真砂土を使った小径、いわゆる固まる土ってヤツです。
最近ではピンクやイエローなどの色付きも発売されているのでデザインもし易いのが特徴です。
おまけに平らに均して水を掛けるだけで固まるので自分でも簡単に敷けちゃいます。
寒冷地では粉々に割れるのでご注意下さい。
残念ながらこの固まる土は凍結融解によって割れてしまうので寒冷地では不向きです。但し、相当に水はけが良くて、降った雨水がすぐに浸透する場合や、暗渠排水(水はけを良くする工事)を行っている場合は割れずに済む場合もあります。
コンクリート製の擬木もあります。
続いてご紹介するのはコンクリート製の擬木です。ナチュラルガーデンをつくる上で欠かせない枕木ですが本物の枕木は地面に埋めると腐ってしまうのでぼくはコンクリート製のモノをおススメしています。
見た目も結構リアルなので言われなければコンクリート製だとは気が付きません。
中でも特に人気なのがこちらのレイルスリーパーペイブとヴィンテージウッドです。
ナチュラルガーデンを目指すならやっぱり枕木風な擬木がお似合いですね。
洗い出しは日本古来の舗装法です!
続いてご紹介する洗い出し仕上とはモルタルにタネ石と呼ばれる小石を混ぜてから塗り付けて、乾く間際に表面のモルタルを洗い流してタネ石を浮き上がらせる日本古来の仕上法です。こちらも飛び石同様に和風に良く見る舗装ですがタネ石にビー玉を使ったり、小さな貝殻を使ったりして工夫する事によって洋風やモダンな住宅にも良く似合います。
タネ石もカラフルなストーンフィーネ
ぼくの一押しはストーンフィーネ。こちらのタネ石はたくさんの色や大きさが揃っているし、セメントの色も淡い系の色合いが豊富なのでモダン住宅にも良く似合います。
基本のベース色はこちらの8色からお選び頂けます。
どうですか?! 日本古来の工法「洗い出し仕上」もなかなか良いと思いませんか?!モダンな住宅に似合いそうな石も、洋風な住宅に似合いそうな石も、とにかくタネ石の種類が豊富にあるのできっとアナタのお気に入りが見つかると思います。
アナタのお気に入りの小径は見つかりましたか?! 「ウチはお庭が狭いから関係ないわ」って方もいらっしゃると思いますが、ちょっとした小道でもアクセントになるので、逆に小さなお庭にこそ必要だとぼくは思うんですよね。
もちろんお庭の主役は植栽なんですけれど、それを演出するためのアイテムとしても小径があると無いでは随分と違ってきます。
ぜひガーデンを造る際は小径もご一緒にどうぞ。