理想のお庭

社長のひとり言

いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。

ぼくは映画「いま、会いにゆきます」が大好きでこの時期になると毎年思い出して見直している。からこれ20年前の映画になるので単純に計算すると20回は観ていることになる。

なにがそんなに好きなのか、ぱっと思いつくのは竹内結子さんのはにかんだ笑顔だろうか、とにかく表情が豊かで言葉少なに目線をそらしながら恥ずかし気に微笑むあの演技に釘付けになってしまうのです。亡くなられてしまった事が本当に残念で仕方がない。

それもそうなのだが、この映画が大好きな理由はもう一つある。それが主人公である秋穂家のお庭であり、リビングだ。

いったい時代設定はいつなのか?冷蔵やキッチンはむちゃくちゃ昭和の香りが漂うセットだけれど、その間取りがとても懐かしくて、ぼくにとってはまさに理想のお家であり、理想のお庭になっているのです。

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昔ながらの縁側があって、大きな窓もあって、まさにリビングがお庭と一体になっているこの造りが僕にはとても理想に見えるんです。しかも植栽で覆われたお庭は外からの視線を防いでいるから、カーテンはいつも全開に開かれている。だからお庭の芝生がいつでも視界に入っていて目に優しい。

もちろん物干しもあって、靴やガーデニング用品を洗う流し台までも用意されていて、ちゃんと使いやすいお庭になっていて、本当にぼくの理想が詰まっているお庭なんです。

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よーく見ると竹垣があるんですよね。最近はすっかり見なくなりましたが竹垣は立派なフェンスだし、安くて意外と長持ちするって知ってましたか?!今でも竹垣を造れる庭師さんて、いるのかなぁ?

こんな物価高な世の中には持って来いのフェンスだと思いますよ。なんせリーズナブルだからね。と、話しが逸れてしまいましたが、こんな感じにもうまさに理想のお庭なんです。秋穂家のお庭。

実際問題、やれ気密性だ、やれ高断熱だと、性能ばかりにとらわれた現代の住宅設計では到底無理な話しだとは思うけれど、古民家を買い取ってしまえば実現可能だと思うこのお庭。虫が大嫌いで窓を開けっ放しで過ごす事なんて想像すらできないウチの奥様の同意が得られるとは全くもって想像すらできないが、もし万が一にも奥様に先立たれた時には、その時には喪失感を乗り越えるためにも、この理想のお庭を造りたいと心に秘めている。

それもそうなのだが、ぼくは奥さんを残して先には絶対に逝けないのだ。ぼくが奥さんの世話をするのは構わないが、ぼくの世話を奥さんにさせる訳には行かないし、そんな事をさせたくはない。悲しい思いをさせる訳にも行かない。

だからこそ、健康に気を付けて食事にも配慮して生きていく必要がある。この映画を観ると毎年のようにそれを再確認する事が出来ている。そんな気がする。だからこそ、最後には必ずこの理想のお庭を手に入れて見せる。

それではまた。

M.TOMIYAMA

どういうワケか右と左の足の長さが2cmも違うんです。おまけに靴のサイズも左右で違うんです。これって一体どうやってそうなっちゃったんだろう( ^ω^)・・・

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暮らしを彩るステキなアイテムの数々やその時々に感じた大切なこと、楽しんでいることを書き残しています。毎日をほんのちょっと温かく。
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