土から生まれ土へと帰る
レンガ
強さと優しさを持つレンガ
レンガ造の建物と言えば2012年に復元された東京駅の赤レンガ駅舎や道庁の赤レンガ庁舎が有名ですね。耐久性や耐火性能、断熱性能の高さでレンガは古くから使われてきた建材です。あまり知られていませんがレンガはとても長持ちします。赤レンガ庁舎の存在そのものがレンガの強さを今も語り継いでいる存在となっている事からもその強さがお分かり頂けるでしょう。また、優しく温もりのある色合いもレンガの魅力のひとつです。そんな優れたレンガですが
全てのレンガが強い訳ではない。
左側にある小さいのはホームセンターで売られている一個100円前後の安いレンガです。右側の大きなレンガは当店で販売しているオールドブリックです。どうですか?大きさの違いが一目瞭然ですね。表面の粗さからも素材となっている粘土の密度の違いが見て取れます。小さく安いレンガは寒さで一冬越すと半数は割れていたと以前、お客様が嘆いていたのを思い出します。
表面の凸凹感や色合いが優しい古レンガ
ヨーロッパでは100年くらい経過したレンガでも新しい部類に入るそうです。もちろん古レンガは新品よりも高く売られています。ですがカドが落ちて丸くなり、年月を感じさせる色合いがあなたの外構をやさしい雰囲気に演出してくれること間違いありません。
新品レンガで未来に託す外構
もちろん新品のレンガで良いものも沢山あります。中でもオススメは北海道産の琥珀レンガ
良質な道産の土を使った素朴で味わい深いレンガ。絶妙な焼きムラはどれ一つとして同じものがない自然なグラデーションで個性的な表情が特徴です。この琥珀レンガが100年経った時にどう見えているのか?!想像しただけもワクワクしせんか?私たちの孫やひ孫の世代まで受け継がれる外構を造りたい、そう願う毎日です。