古い土留や塀をキレイにつくり直す最適な方法とは
いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。
住宅を建て替えたり、あるいは中古で購入した土地に古い塀や土留が備わっている場合、もったいないからそのまま使用するケースって意外に多いんですよね。
ところがいざ新しく住宅が建つと、その古い塀が悪目立ちしてしまって、どうにも困ってしまうこと実は多いんです。
そんな時に、どうやって見た目をキレイにしたら良いのか?! 今日はそんなお話しをご紹介させて頂きたいと思います。それでは
住宅は新しいが古い塀はそのまま使いたい
こちらが今回、古い塀をキレイに造り変えさせて頂く物件の建て壊しする前の古い塀になります。
コンクート基礎の上に化粧ブロックが積んである昔ながらの土留を兼ねた古い塀になっております。
さすがにこの上に積んである古い化粧ブロックは見た目的に邪魔なので、住宅を解体する際に一緒に取ってしまわれたようです。
そして完成した新しい住宅がこちら
セキスイハイムさんの平屋建て住宅と古いブロック塀を取り外して、下の土留部分のみを残した状態になっているのが分かります。
しかも、一部の鉄筋は剥きだしの状態で、そのうえ基礎の天端はギザギザになっていて、塗装も汚く剥げ落ちて非常に見た目が良くない。
さすがにこれは何とかしたいものです! と、いう事でエクスリーフにご相談頂きました。
天端をモルタルで整えて、見た目を良くしよう!
そんなワケで、先ずはギザギザで波波な古い塀の天端をモルタルを使って整えてみました!その様子がこちら
また、その横に足りない分の土留をブロックを使って延長している最中になります。
同時に古い塀の表面を研磨して、汚れ落ちた塗装を削っていきます。
下地塗りで塗装の仕上がりを美しくしよう!
それが出来たら次に古い塀とブロックの表面に下地塗りを行い、塗装ノリが良くなるようにしていきます。この作業はブロックの目地が目立たなくなるように厚みを付けて何度も重ね塗りを行っていく、地味で大変な作業でもあります。
女性ならきっと分かって頂けると思いますが、お化粧でも化粧下地をするかしないかでファンデーションのノリがぜんぜん違ってくるし、毛穴や肌の凸凹感がまるで違うじゃないですか?! それと全く同じで、下地塗りをするかしないかで仕上りの美しさがぜんぜん別物に見えてしまうんです。
そして完成!!
そしてようやく完成したのがこちらです。
ちなみに建て替える前はこちら
ね。ちゃんと古い塀の一部を活かしてるでしょ?!
そのうえでブロック塀やL形ブロックなどの違う材料も使って範囲をひろげて、統一感を出すために白く塗装を施しているんです。古い塀の基礎を活かすだけで全部造り変えるよりも大幅にコストダウンを図れるので、古い塀でお悩みの方はぜひエクスリーフにご相談ください。
今日は見た目が良くない古い塀をキレイに造り変える方法についてをご紹介させて頂きました。それではまた。