カーポートに付ける照明はダウンスポットライトが新定番!
いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。
最近、防犯目的でカーポートに照明を付けたいとのご相談をいただく事が増えています。とくに車の盗難防止を考えた時に思い浮かぶのはセキュリティーライトって事になるのが一般的かと思います。例えばこんなヤツ!
他にこんなのもそう
ところがこれ、反応が悪くて肝心な時に点灯しない事が多くてあまり役に立たない事は意外と知られていない。そもそも人感センサーというヤツは人の体温を感知しているのだが人がクルマの陰に隠れてしまう事が多くて感知が難しいと言う構造的な問題が根本にあるためだ。
クルマの盗難防止が目的なのでクルマが停まっていない時に調子よく点灯されてもまるで意味が無い。
そうであれば、照明は夜間ずっと点灯しっぱなしの方がよほど防犯対策になるだろうし、であればせっかくだからカッコよくライティングして、見た目も良くしたいと言う話しになって行く。
そうなると次に思い浮かぶのがダウンライトだ!たとえばこんなヤツ
メーカーさんのカタログを見てもカーポートの照明と言えばそのほとんどがダウンライトで、たとえばこんな風に確かにカッコよく見える。
ところがコレ、実際に付けてみると明るさを全然感じない、というか暗い。
その理由は地面を照らしているから、目線に明るさを感じないためだ。
その為、2台用のカーポートであれば照明を4~6か所も取り付ける必要があって、設置コストがどんどん増えてしまう事になる。メーカーさん的にはそれが一番なのだろうけど、いくらLEDとはいえ、効率が悪いと電力の無駄が増えてしまって勿体無いし、それだけ付けてもやっぱり暗いことに変わりない。
ダウンスポットライトという新商品がおススメな理由とは
そこでおススメなのがLIXILから新たに発売されたダウンスポットライト!それがこちら
下に向けて取り付けるスポットライトだから「ダウンスポットライト」って事なんだろうけど、これは正直言ってとても便利だ!べつにカーポート用に発売されているワケではないけれど、色も同じに出来るしサイズ感も丁度いい。
いろんな角度に首振りが自在だから、これを使って住宅の壁を照らしてあげれば光が反射して拡散するから少しの光量でも効率よく周囲を照らして、びっくりするくらい明るくなって凄く良い!
考えてみれば真っ黒いアスファルトにダウンライトの照明を当てても光が吸収されてしまうのだから、暗く感じるのは当たり前のこと。それに比べて住宅の壁は明るい色が多いから反射して周囲が明るくなるのは至極当然で納得である。
そうして光らせて見たのがこちらの施工例
取り付けた照明器具の数も3か所でこの明るさだから効率も抜群で電気代も月に数十円程度と、コスパがめちゃくちゃ良い!そのうえ、これだけ明るいと車泥棒も簡単には寄ってこないと期待したいところだ。
よく見ると防犯カメラまで付いている念の入れようには、さしもの泥棒さんもさっさと逃げ出す事まちがいなしって感じで、やるなら徹底的にやった方が効果は高い。
点灯するか、しないか運任せな人感センサーに頼るよりは煌々と明るく照らして泥棒を怯ませて、ばっちりカメラに映してやればさすがに諦めて逃走することに期待したいところだ。
ひと昔前なら車上荒らしのコソ泥をビビらせてやるだけで良かったのだからセキュリティーライトで十分だったかもしれないが、今はクルマごと持って行かれて海外に売られてしまう国際的な規模の大掛かりな犯罪組織が相手なのだから、盗まれやすい高級車に乗っている方はこのくらいやった方が安心なのは間違いない。
しかしこれだけ明るいと、なんかとっても安心感があって、いいですねぇ。
昨日なんて、我が家の前を30人くらいの若い外国人がカタマリになって歩いてましたからね・・・
きっと集団で職場に出勤しているんでしょうけれど、本気で防犯を考えないとダメな時期に来ているんでしょうかね日本も。
カーポートに照明を付けたいと考えている方はぜひ参考にして頂けたら嬉しいです。
それではまた。




















































