ウッドデッキやフェンスが腐ってしまう悲しい現実
いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。
ようやく施工例を紹介する専用のギャラリーサイトが完成しました！パチパチパチ
いちいち全部を開いてページをご覧頂くのも大変な労力でしょうから、興味のあるアイテム名、たとえばレンガを使用した舗装や塀を捜しているのなら検索の窓に「レンガ」と打つとそれらのページが一瞬で表示される仕組みを取り入れました。
それでかなり使い勝手の良いギャラリーサイトになったかなぁ？！ とはいえ、まだまだご紹介出来ていない施工例がたくさんあるので順次アップして行きますので時おり覗いていただけると嬉しいです。
そんなワケで、さっそく新たな施工例を２件ほど追加で公開致しました。タイトルは「和テイストモダンのレンガアプローチ」と「ブロック塀が似合うモダン住宅」です。
どちらもハウスメーカーの規格住宅ではなく、建築士さんが設計した注文住宅なのですが、これがまたどちらも素敵な和テイストなモダン住宅でして、ちゃんとお庭や室内からの景観をしっかりと意識した造りになっていて、とにかく素敵なおうちなんです。
ところが、残念なことにどちらも外構に木材を使っていて、それがたった７～８年で腐ってしまっているんです。今日はそんな二つの施工例をご紹介させて頂きたいと思います。ではさっそく
腐ってしまったウッドデッキ
まずはこちらのウッドデッキです。掃き出し窓の前に縁側として設置されたウッドデッキですがご覧の通りに腐っています。たぶんこののまま使い続けたら数年で床が抜けますね。それくらい危険です。見た目にも良くないし、虫も湧いていたので使わないとは思いますけどね。
軒を少し伸ばして屋根をかけてあげればもう少し長持ちしたと思うのですが、雨が滴る部分が最もひどく腐っています。とはいえ屋根までをどうこうすると大変なリフォームになってしまうので、腐りにくい人工木のウッドデッキに交換されたお客様宅でした。
レンガのアプローチも素敵ですよね♪ このあとレンガ横の砂利部分もアスファルトで舗装させて頂いたんですけど、その後悪天候が続いて、撮影できずに冬になっちゃいました。(;^_^A 春にまたお伺いさせて頂きます。
腐ってしまった土留の枕木
続いてはこちらの枕木を使った土留のお客様宅です。こちらもお洒落な注文住宅ですが外構店はご自分で探して、そこそこ名のある（と、お客様が申してました）外構業者に依頼されたらしいのですが、提案されたのが枕木の土留めでした。
とくに枕木を使って下さいとは言っていないようですが、まさか腐るとは思わずにそのまま採用されたらしいです。最初にご訪問させて頂いた際に撮影した上の画像では枕木が腐ってはいるものの、まだ原形は留めています。
ところがご注文を頂いて、お待ち頂いている２カ月間のうちにご覧の通りに朽ちて倒れてしまいました。そのままでは危ないので急きょ伺って倒れた枕木は撤去させて頂いたんです。画像は撤去後のモノです。
そんなワケで今度は丈夫さを優先してコンクリートに近い強度を誇る「型枠ブロック」にて土留めを造らせて頂きました。それがこちら
どうです？住宅にピッタリな外観だと思いませんか？！ これで腐る心配もありません。 それにしても立派なモミの木とヤマボウシです。お庭もちゃんと手入れが行き届いていて、どれほどお庭を大切にされていらっしゃるかが手に取るほど分かります。それだけに相当に悲しい思いをされたでしょうね。 でも、これでも安心です。
ちなみに土留めには腐らないコンクリート製品、ウッドデッキは塗装も必要ない人工木をおススメします。ただし、人工木は熱を吸収するため熱くて夏場は素足で歩けません。もちろんペットのワンちゃんやネコちゃんも同様です。そんな時は下にマットを敷くか、あるいは天然木でも南洋の熱帯地方で育つハードウッドを使ったウッドデッキをおススメします。
ハードウッドを使用したデッキについてはまた別な機会にご案内させていただきますね。
それではまた。
