知って得する今どきの枕木事情
欠かせないアイテムの一つが枕木
ナチュラルガーデンをデザインするうえで欠かせないアイテムの一つが枕木です。空間にさり気なく溶け込む要素を持ち合わせていてアイデア次第で様々なデザインが可能になる、そんな優れたアイテムである枕木ですがこのところ姿を消しつつあるんです。
そもそも枕木とは?
枕木は線路のレールを下から支える為に使われてる木材の事です。そんな言わずと知れた枕木ですが木材なので当然、劣化して腐ってしまうので列車事故を防ぐために早めに交換されます。
それを中古枕木として払い下げられたモノを皆さんガーデニングに再利用されてきた歴史があるんですよね。
枕木にも松竹梅?!
一口に枕木と言っても使われている木材や防腐処理の方法によって様々にランク付けされているんです。
- 直線や曲線に使われる並
- 橋梁用に使われる橋
- 分岐器用に使われる分岐
大きく三種類に定義されておりさらに材料や産地、防腐処理の方法によって特A、A、Bと3ランクに格付けされています。もちろん、中古枕木を購入する際もどのランクを買うかで価格も大きく変わってきます。
増えるコンクリート製枕木
我々道民に古くから親しまれてきた枕木ですが徐々にコンクリート製のマクラギに交換されています。
理由は耐久性や安全性、そして環境問題コンクリート製は寿命が長く、狂いが生じにくく、かなり以前から検討はされていたそうですが1本、数百キロものとてつもない重さがあるため施工性が悪く、さすがの鉄道会社もためらっていたようですが決定付けたのは発がん性物質の問題。枕木の防腐処理に使われていたクレオソート油に含まれるベンゾやピレンに発がん性があるとして平成16年に家庭用品規制法によって使用を禁止されてしまった事。さらに人員削減により枕木の交換を含めた保線作業の遅れやデータの改ざん、大沼での脱線事故などさまざまな要因が重なって線路の枕木はマクラギ(コンクリート製はカナ表記らしい)に代わりつつあるようです。
まあ、そんなこんなで国産の中古枕木が入手し難い状況となっていて売っているのは枕木風に作られた木材か海外からの輸入中古品かのどちらかなワケで価格的にも国産の中古枕木より高くなってしまっているのが現状です。
ガーデニングにもコンクリート製
そこで登場したのがコンクリート製の枕木風な擬木です。サイズも用途も多種多様にありますし色や柄など様々なテクスチャーが発売されていますのでお好みに合わせてお選び頂けます。軽量コンクリート製古枕木「オンリースリーパー」リアルな質感に定評のある商品です。天然木を表現するため色調やサイズにも幅があるこだわりの品。
舗装用枕木風コンクリート「ボードノエル」
木目や節がとってもリアルなアイテムです。
花壇にも使える「アクシア・ビィレッジ」
コストパフォーマンスに優れた「アクシア・ランバー」
今日はイマドキの枕木事情をご紹介致しました。
ぜひ、参考にしてくださいね。
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