札幌だって駐車場は土間コンクリートが一番です。
札幌で自宅駐車場の舗装といえば真っ先に浮かぶのはあの真っ黒なアスファルト舗装。
工事費が安く済むので気軽に舗装出来るのは良いけれど耐久性で考えればやっぱりコンクリートがおススメです。おまけにおウチの前が明るくなって印象がガラリと変わるので見た目にも素敵です。
そんなワケで先週から始まった今年最後のお客様宅にも土間コンクリートの駐車場と鉄平石のアプローチ舗装をご採用頂きました(^^♪
凍上で押し上げられないように断熱材を必ず敷いて、その上に簡易的なワイヤーメッシュではなく、ご覧の通りに丈夫な鉄筋を敷き詰めてからコンクリートを流し込みます。
しかも厚さ15cmの土間コンクリートを打つので4t程度のトラックが乗っても割れる心配はありません。
このあたりは施工する会社によって仕様が異なるので厚さが何センチなのか、ワイヤーを使うのか鉄筋を入れるのかなどなど、土間コンクリートをご依頼される際は仕様をよくご確認されることをおススメ致します。
目地には色付きの砂利や植物を入れましょう。
コンクリートは熱による収縮がつきものなので表面に細かなひび割れ、いわゆるヘアクラックが入ってしまいます。そのため、ひび割れを途中で食い止めるために一定間隔毎に目地(スキマ)を空けるか、ゴム製の収縮目地を入れて施工するのが一般的なんです。
せっかく目地を設けるのであればデザインとして楽しめるように色付きの砂利を入れたり、あるいは植物を植えてみるもの素敵ですよね。
最後の写真のように細い収縮ゴムを入れてあえて目地を目立たないようにしている場合もあります。パッと見ても全く分からないでしょ?! でもちゃんと目地は入ってるのでクラックはそこで止まってくれます。
自分で言うのもナンですが目的さえ適ってさえいれば目立つものを何でもごちゃごちゃと入れれば良いってもんじゃない事が良く分かる良い施工例です。この現場すごくシンプルで結構ぼくは気に入っています。
曲線と直線を使い分けて
目地の入れ方については曲線を使って奥行感を演出した方が良い場合もあれば、直線にしてシャープですっきりとした印象が似合う場合もあります。
正直言ってどちらが良いかは一概には言えません。だからぼくは複数のパターンでイメージパースを描いて、ご案内させて頂いているんです。もちろんアレコレとレイアウトを考えるのも、図面を何度も修正するのも手間暇が掛かって大変です。
でも、最後にお客様に「やって良かった!」って言っていただけたらぼくも凄く嬉しいので毎回毎回、ほんとうに嫌になるくらいにレイアウトを考えています。
ちなみに今回は鉄平石や植栽スペースに曲線を取り入れているので土間コンクリートの目地は直線で描いています。なんかこう、自分でもワクワクする感じにデザインが描けたので、今から完成がとっても待ち遠しいです。
とは言うものの、今週はずっとずっと雨マークが・・・
しかもご覧の通りに11月は雨が多い月なんですよね札幌
あー完成が楽しみ~♬ でも雨が心配で心配で胃が痛くなる・・・ぅう
何はともあれご自宅の駐車場には土間コンクリートがおススメです!ぜひ参考にどうぞ。