ウッドデッキの色を選ぶ際の注意点

ウッドデッキ

いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。

先日、とても嬉しいコメントをGoogleのクチコミにお客様から書き込みを頂きました。その評価がこちらです。

一年前に長年悩んでいた庭のリフォームとウッドデッキでお世話になりました。 数社問い合わせをしてハードルも高かったのですが、こちらはすぐに連絡いただき、現地視察の上、見積もりやイメージ図もいただき、相談に乗って下さり、まとまらなかった考えが具体的になりました。 ウッドデッキの目隠しも人目を避けることに気になり過ぎて背の高いものしか考えていなかったのですが、ちょうどよい目線の高さや素材を提案していただき、一年たって目線も日差しの入りもちょうど良く本当に満足しております。色で迷って決めれなかった時も社長さんのお人柄で否定することなく勇気をもてる丁寧なメールをいただき決断できた事を覚えてます。雪降る前ギリギリでしたが、1人で黙々作業されていた職人さんにも感謝です。 次は玄関まわりいつかなんとかしたいのでまたお世話になります!

正直言って凄く嬉しい。
何が嬉しいかって、満足頂いた点が大きく2つあって、一つはウッドデッキの上に設置するフェンスの高さが最適だった。って話しと、もう一つはウッドデッキの色を決める際に背中を押された事で決断が出きたって事を評価して頂けたこと。これは本当に嬉しい。

ウッドデッキにしろ、カーポートにしろ、真剣に考えれば考えるほどに悩みは深くなってしまい、ついには沼に陥ってしまうお客様が以外にも多い。住宅の外壁や屋根の色などの大きな部分って、実はあまり悩まずにサクッと決められる人が多いのに対し、外構工事の各部材のように後から住宅に色を重ねていく工程は凄く判断に悩む事が多い。

  • 好きな色を選んだのにイマイチだった
  • 見本で見た色と違って見える
  • 明るい色を選んだのに北向きの家だから汚れが目立つ
  • 濃い目の色を選んだら日当たりが良すぎて日焼けが目立つ
  • 配色を失敗して違和感しかない

などなど、色選びの失敗は数えきれない

今どきのパース図は高画質でキレイだから間違わずに色を選べる

ぼくはそんな色選びに迷われる方々のお役に立てるように最新のCADシステムを使って、パース図を描かせて頂いている。もちろん、とても手間が掛かるし簡単ではないけれど、最新のCADシステムは高画質でキレイだし、そのうえ立体的に描けるので色んな角度でご覧頂けるのだ。例えばこんな感じで色を変えるとどう見えるかをご確認いただけたりする。

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そうやって選んで頂いて完成したのがこちら

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もう一年半ほど前の案件なので、製品のモデルチェンジで若干色は変わってしまっているからまったく同じ色ではないけれど、こちらが冒頭にご紹介させて頂いたクチコミを頂戴したお客様のウッドデッキなんです。

ご採用頂いたのLIXILの樹ら楽ステージ。

階段は簡易的な独立ステップでなくて、出幅側対応のステップデッキを2段設置した拘り仕様になっています。そのうえ、デザイナーズパーツから樹ら楽ステージ用に用意された専用フェンス材を使い、目隠しを設置させて頂きました。

ウッドデッキのフェンス材は室内からの景観も重要

ウッドデッキに目隠しフェンスを設置する場合は室内からの見え方も凄く重要になってきます。だって、それによって室内が暗くなっても困るし、かと言ってまるで目隠し効果が無かった意味がない。
それに目の前が広い公園だったら折角の借景を隠すのは勿体ないじゃない。

目に飛び込む色の精神的な影響も、じつはとても大切だったりする。緑色が安らぎや調和に効果がある事は誰しもが疑わない事実だし、朝日を浴びる事で体内で分泌されるセロトニン、いわゆる幸せホルモンの生成にも日光はとても大切。そういうことを無視して生活環境を造ってしまうと、気が付かないうちに心を病んでしまったりするのだから、そういう意味でも窓を大きく塞ぐのは避けたいところ。そもそもカーテンを開けっぱなしにしたくて目隠しフェンスを設置するのに日差しを遮ってしまっては意味が無いとさえ言える。

そんな訳でぼくは室内からの景色も高精細なCADシステムを使って再現してお見せするようにしている。それによって塞ぎ過ぎない目隠しフェンスをご提案させて頂いているのです。

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これはリビングのソファーに座った時の視線を想定して描いた室内からの画像です。フェンスの板に柱の影が映っているのが分かりますか?! このシステムを使って描くと、時間帯やその場所の経度緯度を入力する事でリアルな太陽の動きを再現する事が出来たりします。つまり一日を通して、時間帯によっては日光があたったり、半日蔭になったり、夜ですら再現可能なんですよ。 朝日の差し方まで見れてしまう。これって凄くないですか?!

でもね。楽じゃないんですよ。こんだけのCADシステムを使って描くのは。とくにぼくみたいな初老のオヤジが最新のシステムを使って描くのは正直しんどい。

この春、プログラマーとしてIT企業に就職した息子が高校の3年間ずっとバイトで手伝ってくれた頃は良かったし、進学してからも夏休みや冬休みに長期で帰省してくれて、通すと7年間も一緒にCADを描いてくれて本当に助かった。それもあって、今はめちゃめちゃ寂しいけど、息子君にはずいぶんと助けられた。そのまま外構に興味を持って、将来は一緒に働いてくれないかなと、淡い期待を抱いてはいたけれど子供の頃からの夢だったプログラマーになれたのだから喜ばしい限りだし、頑張って欲しいと願うばかりだ。

CADオペレーターとしてスタッフを数人雇い入れた事もあったが外構用のCAD操作はハードルが高いようでなかなか定着せず、なんやかんやで結果的にぼくが自分でCAD操作を行っている。
そんな感じでぼくが頑張って描いたパース図でご提案させて頂いたのだから、それをお客様にあれだけの高評価を頂けたのは、とても嬉しい事なんです。

あ・と・が・き

ぼくは意外と小心なのでエゴサーチはしないようにしているんです。心ない事を書く人も多いし悪口を言われると傷つくこともある。それにね、一生懸命にお客様のお役に立てるように頑張っていれば、こんなに嬉しい評価も頂けるんだから、わざわざ評判を探しに行かなくても一生懸命に働いていればそれで良いかな。と

それはそれとして、この10年はコンピューターが凄く発達していて、この4月にはCADシステムにAIによるサポートが加わって、さらに環境設定が高度になるらしく、使いこなせるかの不安はあるけれど、ますますお客様のお役に立つことが出来るようになれるかと、今から期待が胸に高まっている。

今日のクチコミを見て、さらにやる気がみなぎっている富山でした。

それではまた。

M.TOMIYAMA

どういうワケか右と左の足の長さが2cmも違うんです。おまけに靴のサイズも左右で違うんです。これって一体どうやってそうなっちゃったんだろう( ^ω^)・・・

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暮らしを彩るステキなアイテムの数々やその時々に感じた大切なこと、楽しんでいることを書き残しています。毎日をほんのちょっと温かく。
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