ガーデンルームが高いと感じる貴方にオススメなテラスの作り方

テラス&ガーデンルーム

欧米諸国の家とお庭が一体となった暮らし方を参考に”お庭を第二のリビングに!”そんな発想で開発されたガーデンルームは1988年に東洋エクステリア(現LIXIL)から発売され30年近く経ったいま、ようやくその名前が認知され出している感もありますが一方で未だにサンルームとの区別が付かない方が多い事も事実です。そもそもガーデンルームとはどういう物なのか、またサンルームとは何が違うのか? そのあたりを交えながらお庭で快適に過ごす事ができるオススメなテラスの作り方についてをご紹介したいと思います。

お庭とのつながりを重視したガーデンルーム

洗濯物を干したり、ワンちゃん猫ちゃんなどペットの為のお部屋だったり、あるいはご自身の趣味の為のお部屋だったりと両者とも目的に大きな違いが無いように思われがちですがガーデンルームの最大の特徴は出入りの自由度と開放感です。冒頭でも触れました通り、家とお庭が一体となった暮らしを実現するために前面やあるいは両サイドのパネルを開け閉めすることである時はお庭の一部、またある時は家の一部にと使い分ける事ができる、それがガーデンルームです。


一部のWebサイトではしっかりした基礎とパネルがガラスで作られた方がサンルームで簡易基礎でパネルがポリカーボネート製ならガーデンルームだとの説明をチラチラ見かけますがそれは間違いです。両方とも基礎は設置場所や状況に応じて布基礎や独立基礎を使い分けますし、最近のガーデンルームは見た目を重視する傾向があるので垂直面のパネルはガラス製がほとんどです、したがって基礎やパネルの材質によっての違いは特にありません。また、同様に価格の差もそれ程は無いのです。

高気密なサンルームと低気密なガーデンルーム

ガーデンルームは出入りの自由度と開放感を重視する引き換えに気密性(水密性)は著しく劣ってしまいます。台風など風の強い日は雨が室内に侵入することも考えられ、濡れてはいけない家具や電化製品などは置かないで下さいとカタログや説明書にも明確に記載があります。たまにブログやSNSでガーデンルームで雨漏りが・・・みたいな記事を見かけますがそもそもそう言う構造になっているので承知の上で購入しなければなりません。従って部屋の一部として使用するのであればサンルームをオススメ致します。

開口部が大きく開いてお庭の一部となるガーデンルーム

サンルームにも出入口を設ける事は出来るが開口部は狭い

高くて手が出せないガーデンルーム

完全な気密性は期待できないまでも少々の雨風や寒さならばガーデンルームでも十分に防いでくれますし、もちろん暑い日はパネルを全開することで爽やかで開放的なお庭空間にさま変わりしてくれる、そんな暮らしを豊かに、そして健康的な生活へと暮らし方を一変させる素晴らし商品であるにも関わらず、ガーデンルームの普及がなかなか進まない一番の原因は価格の高さであるのは疑いようがないでしょう。もとよりお庭に重きを置くハウスメーカーや住宅ビルダーさんは少なく、たとえオーナーさんがガーデンルームの設置を求めたとしても予算や設計上の都合で排除されてしまい、オーナーさんによほどの強い思いが無ければ住宅会社さんからの協力は得られず実現は相当に困難です。

日差しと視線を遮るルーフ付きテラスで快適なお庭

ガーデンルームが欲しいけれど高くて手が出せない、そんな方にはガーデンルームに代わって低コストでつくれる日除けや目隠しを付けたルーフ付きのテラスがオススメです。簡単に言うと三方の壁パネルを無くすことでコストを抑えた簡易的な空間提案です。雨風は防ぐことが出来ませんが暑い日差しや外部からの視線は防ぐことが出来るのでお友達を誘ってのティータイムや微風が心地よい休日の読書などには打って付けの快適なテラスが出来上がります。
ではさっそく具体的な商品をご紹介致しましょう。

スタンダードテラスの進化系「スピーネ」

光と風が心地よく交わりお部屋とお庭が穏やかにつながる場所、それがLIXILのテラス囲い「スピーネ」です。採光性は保ちながら熱線をカットするポリカーボネート屋根材を使用しお部屋の冷房効率もアップします。さらには耐積雪強度100cm対応も発売されており雪国北海道でも安心してお使い頂けます。雨や雪の降り込みを防ぎ、視線も遮るスクリーンもお選び頂けます。

天然木の風合いが素敵な「シュエット」

テラスを選ぶ基準って何でしょうか? 急な雨でも慌てずに済む機能的なアイテム? もちろんそれも大事です。でもそれだけじゃなく見た目も大切です。なんとなくホッコリと落ち着く木目調の意匠性、暮らしの空間に快適さと美しさを放つ、それがLIXILのテラス囲い「シュエット」の最大の魅力です。

日除けがあればテラスが憩いの場所に

リゾートのテラスを思わせるようなキャンバス地の日よけがテラスを憩いの空間に変身します。日差しを和らげると共に隣家などからの視線も遮ります。お色はエクリュアイボリー、クリアペール、クリエラスク、クリエモカ、クリアダークの5色からお選び頂けます。

風にも雪にも強い1ランク上の強度を誇る「パワーアルファ」

従来品よりも屋根ピッチの間隔を狭くし、パネルを厚くする事で強風や突風に耐える力を持つ工夫が施され、それにより2階にも3階にも大きな屋根が設置可能な商品がLIXILの「パワーアルファ」です。もちろん耐積雪強度100cm対応もお選び頂けます。
パワーアルファの安心雪対策

屋根の雪を落としやすくする屋根角度を自由に調節する事が出来るオプションや雪は地面に落ち、雨は雨どいに入る優れた機能を持つ積雪前枠をオプションとして用意されています。

屋根を無くして更にリーズナブルな「プラスG」

さまざまなアイテムを自由に組み合わせることが可能なLIXILの「プラスG」なら屋根材を無くしてフレームに日除けや目隠し用のパネルだけをチョイスしてリーズナブルなセットが選択可能です。プライバシーと屋外の心地よさを追求した晴れやかなテラス空間が実現可能です。天気がイイ日だけ使用すると割り切ってしまえばこれ以上に実用性と価格のバランスが取れたベストマッチなアイテムはありません。

目隠しパネルも

 

どうですか? お気に入りののアイテムは見つかりましたか?! 今日はガーデンルームとサンルームの違い、そしてオススメなテラスの作り方をご紹介させて頂きました、ぜひこちらを参考に快適なお庭生活を手に入れてください。


こちらはタカショーのパーゴラポーチ、白い木目が素敵なパーゴラです。




M.TOMIYAMA

どういうワケか右と左の足の長さが2cmも違うんです。おまけに靴のサイズも左右で違うんです。これって一体どうやってそうなっちゃったんだろう( ^ω^)・・・

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暮らしを彩るステキなアイテムの数々やその時々に感じた大切なこと、楽しんでいることを書き残しています。毎日をほんのちょっと温かく。
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