芝生からキノコが生えてきたらサッチングしましょう。
雨が降った次の日や水やりを頻繁に行っていると必ずと言っていいほどキノコが生えてきます。天気が良いとあっと言う間に干からびて消えてしまうのですが、ほっておくとドンドン数が増えて群生が出来てしまいます。見た目にも悪いし、それに実は芝にも良くありません。
見えているキノコはほんの一部です。
あまり知られていませんがキノコは植物ではなくカビなどと同じ菌類に属していて地上に現れるキノコはその菌のほんの一部に過ぎません。これは子実体と呼ばれるモノで菌が胞子を作るために寄り集まった物が見えているに過ぎないのです。
なぜキノコが生えると良くないの?
キノコ自体は芝になんら害を及ぼすモノではありませんが問題は菌が繁殖することによって通気性や排水性が悪くなって芝が育ち難い環境が出来てしまう事なんです。
ではどうしたらキノコが増えることを防げるのか?!
①芝刈りとサッチングでキノコの餌を減らしましょう。
サッチ(枯芝)はキノコの栄養分ですから早めに除去しましょう。サッチングすることで同時に通気性の確保や日光があたりやすくもなるので芝の管理には不可欠の作業です。とくにバリカンで芝刈りをされている方は刈った芝がそのまま残ってサッチになるので刈り取った芝は必ず除去するように心がけましょう。グラスキャッチャー付きの電動芝刈り機をお使いになるとサッシの取りこぼしを防げるのでおススメです。
アイリスオーヤマの電動芝刈機は透明なグラスキャッチャーがついているので中身が見えて便利です。カリ幅も200mmなので大き過ぎず小さ過ぎず適度な幅で使い易いです。
価格は9,800円(税別)*2017年2月現在
②見つかたら、とにかくキノコを除去しよう。
キノコつまり子実体を見つけたら胞子を飛ばす前に除去しましょう。
③エアレーションで通気性を確保しましょう。
通気性を確保することで様々な微生物が活動しやすい環境が出来るので菌類を抑制する効果も期待出来ます。
④予防材を使う
ホームセンターなどで売っている予防材を使う方法もあります。
サッチングはこんな道具を使うと便利です。
ガーデンレーキとか、金属製熊手などの名称でホームセンターなどで販売しています。これを使ってグイグイと掻き集めて捨てるだけです。作業は至って簡単なのでぜひ、お試し下さい。
札幌で天然芝や人工芝をお考えなら外構工事、エクステリアのエクスリーフにぜひご相談ください。
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