外構を考える ~自然欠乏症候群~
自然欠乏症候群をご存知でしょうか?
自然と触れ合う機会が少ない子供に現れる病気で じっとしていられない、集中力がない、我慢できない(かんしゃくを起こす) わがままである等々の症状が現れ。
多動症の原因であるとの見方もあるのです。日本ではあまり知られていませんが欧米では研究が進んでおりドイツなどでは 国が主体となって対策が進められています。
自然は五感を刺激して癒してくれる
太陽の光を浴びる
日の光はまさに全ての命を支える源で日光によって皮膚はビタミンDを生成します。ビタミンDはガンや心臓病、糖尿病の予防に効果があり、骨密度と免疫機能を助け 感染症を防止します。また日光は人間の精神面に大きな影響を与え、心の安らぎなどに関与し 不足するとうつ病の原因ともなる神経伝達物質「セロトニン」を生成する力もあるのです。
自然の音
滝や小川などが発する水の音、、雨の音、風の通る音、鳥のさえずりや羽ばたく音自然の中で聞こえる音にはストレスと血圧を下げる癒しの効果があると言われています。
色彩
花や草木、動物、空や雲など自然には様々な色が溢れていて、自然が発する 様々な色は多様なエネルギー波長となって脳を刺激するため、子供を 活発明瞭にする効果があると言われています。
空気
乾式化された室内には様々な化学物質が浮遊していて、マイナスイオン発生器からは 多量のカビが放出されているのです。自然のなかで新鮮な空気を吸い込むことが体に良いことは誰しもが知るところです。
エクスリーフは自然と街並みを調和するエクステリアを目指します。
エクステリアの神様と言われる東洋エクステリア(現LIXIL)の前社長である杉本英則さんは著書(エクステリア産業と自然浴生活)の中でこのように言われています。
- 庭のある家に住みたい
- そこには家族の愛とふれあいがある
- 自然と調和した生活は健康を育み
- そこから健全な社会が始まる
私はLIXIL本社に勤務していた時に受けた社内研修で杉本さんの理念を知り、ふるさとを緑あふれる町にしたい、子供たちの笑顔が溢れる町にしたいその思いで北海道に戻り、エクステリア専門ショップ「エクスリーフ」を立ち上げました。この思いを忘れずにふるさとの発展に役立つ企業でありたいと願っています。