残土の処分に困ったら外構屋さんに相談しよう。
さまざまな理由で発生する高低差
秋雨やら台風やらで着工が遅れてしまいましたがようやく新規工事がスタートしました。今回はロゴスホームさんで新築されたお客様宅の土留工事とアプローチ&駐車場の舗装工事です。新築で建てられたお客様宅が左右の隣地より20cm程度高くなっていますので高低差を解消するための土留工事が必要でした。おそらく、近隣の住宅が建ったあとに道路が舗装されその際に何らかの理由で歩道が高くなってしまったのでしょう。新築の場合は一般的に歩道より玄関ポーチを高く設定しますから結果的に隣家より敷地が高くなってしまったと推測されます。
残土の有効活用
左の隣地もロゴスホームさんで売りに出されているのでたまたま、現地に訪れていたロゴスさんの担当さんに相談して、こちらの工事で発生する残土をお隣の売り地に敷かせて頂くことになりました。ぼくたちにとっては残土を処分するための時間が節約できる反面、ぬかるみにならない様に整地して転圧を掛けて地面を固める手間が発生するのでそれほどメリットはありませんがお客様にとっては段差の解消になるので土留が不要になるし建設会社さんにとっては低すぎる敷地の高低差が多少は解消されるので悪いことではないのです。
こちらが工事前の隣地です。
おおよそ20~30cm程度の高低差がありました。
隣地に残土を敷いて転圧作業をしているところです。
残土処分はとっても高い?!
多くの外構工事では発生する残土の処分が不可欠となるのですが残土を産業廃棄物として処理する場合、すべて重量で計算されるため、とんでもない処分費用が発生してしまいます。実際、ぼくもこの仕事を始めたばかりの時はあまりの処分費の高さに、これじゃあ大赤字だと嘆いたほどです。
捨てる神あれば、拾う神あり。
たとえば、海を埋め立てて、土地を造成したり高速道路を作るために高台を造成する場合など、じつは逆に土を必要としている現場もあるのです。このように別な場所から土を運んで来なければならない現場もあるわけです。(これは業界用語で客土と言います)だからぼく達、外構業者は土を必要としている現場を探してそこに持って行く事で出来るだけ無駄な費用を抑えているのです。まさに捨てり神あれば、拾う神ありです。まあ、そこまで運ぶ手間は無くならないので処分費用が掛からないワケではないのですが・・・
残土処分は外構業者に相談しましょう。
このようにぼく達、外構業者は常にアンテナを張って残土を受け入れてくれる場所を探しているのでご自宅で残土処分に困った場合はお近くの外構業者に相談してみてください!きっと良い解決方法が見つかるハズですから。
札幌で天然石のアプローチやレンガ門柱など外構工事、エクステリアならぜひエクスリーフにご相談ください。