知っておきたいユーロ物置の選び方
いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。
前回のブログで今年から当店でも取り扱いを開始したユーロ物置をご紹介させて頂いたのですが、反響が思いのほか多くてビックリです。三角屋根に本体同色が特徴的なカッコいい輸入物置だし、そのうえ素材は住宅の外壁でも人気のガルバリウム鋼板を使っているので金属サイディングのお家にもピッタリだとは思ったのですが、これ程とは正直驚きです!
今日はそんなユーロ物置を購入する際に知っておくべきポイントをいくつかご紹介させて頂きたいと思います。それではさっそく!
雪国ではスノーキットを取り付けよう!
皆さん一番心配されるのは雪の重みに耐えられるのか?!って部分だと思いますが、これはスノーキットを取り付けることで強度を上げる事が出来るので問題ありません。もちろん雪の積もり具合と重みはその年の降雪の状況や時期によっても異なるのでこまめな雪下ろしは必要ですが、北海道では必須アイテムなので必ずお使い下さい。
尚、スノーキットはスチール製と木製の2タイプが用意されており、送料を含めるとお値段はどちらも同じだし、強度的な違いも無いのでどっちを選んで頂いても良いのですが後からDIYで棚を付けたいってなった時の事を考えると木製キットの方が良いのではないでしょうか?!
なお、どちらも価格は17,000円/本で、必要な本数と対積雪荷重は製品の大きさによって異なります。また、基本的にスノーキットはコンクリート基礎でなければ設置できませんのでご注意下さい。
スチール製スノーキットはフロントエントリーのみのご対応です。
うえの表をよく見ると末尾がFの品番にしかスノーキットの本数が書かれていません。つまりフロントエントリーのタイプにしかスノーキットは対応していない言う事なのです。じゃあ他のスペースセーバーやバイシクルキューブはどうかと言うと、まずスペースセーバーの強度は積雪100cmだったり、80cmや50cmだったりと元々の強度が比較的高いのでこまめに雪を下せばそのままでも使えそうなんです。まぁでもイープランさんが木製のスノーキットを用意してくれているので心配ならこちらを使う方法もあります。そんでもってバイシクルキューブの方はというと、もちらも輸入元のイープランさんが専用の補強キットを発売しているのでそれを使うことで積雪強度の向上が見込めるとのことなんです。
床はコンクリートと木製の2タイプがあります。
北海道ではスノーキットを取り付ける関係で基本的にコンクリートを打設する方法をおススメします。コストダウンのためには木製床を使用したいところですが折角の物置も雪で潰されては元も子もないので・・・
ただし、1508や1514などの小型タイプは元々の強度が高いのでスノーキットを必要としません。なので木製床キットを使っても大丈夫です!ただしその場合、当店では風による転倒防止のため地中に束石を埋め込んで、それを床に固定する方法を基本仕様とさせて頂いております。
ちなみに海外では地面にそのまま設置するのが定番です。
ちょっとにわかに信じ難いんですけど海外では地面に直置きが基本なのだそです。下の写真なんて芝生の上に置いちゃってます! しかもこの方、職人じゃなくて一般人みたいです。
さすがは外人さん、やることが豪快です。しかも物置なんぞ、わざわざお金を払ってプロに組み立てを頼むのなんぞ信じられんって言ってるそうです。ん~わからんでもないけど床はやっぱり欲しいなぁ。だって湿気が上がってきそうだし・・・
ちなみに風対策はサイクロンキットなる部材を使うことでクリアするようですが、いずれにしてもコンクリートで基礎を造れば風にも耐えられるし、雪対策にスノーキットも付けられるのでそれが一番いい方法だと思います。
本体も同色だからカッコいい!
ユーロ物置の何がカッコ良いかって?! そりゃあもちろん色ですね、色! 日本製の物置って色を選べるの扉だけでしょ。マツモト物置以外は本体は単色なんだよなぁ。なんでイナバやヨドは本体同色を発売しないのかな?
しかも色がまた絶妙にセンス良い! どれにしようかと迷っちゃいますね。
いやー、どれも似合ってますよね(^^♪ どれにしようかホントに難しいと思うほど、どの色も良い色です。
あ、そうそう先ほど紹介した国産で唯一ユーロ物置と似た感じのマツモト物置ですが、残念ながら北海道は対象外のエリアになってます。デザインはユーロ物置に近いけど、丈夫さや品質はさすがのメード・イン・ジャパンといった感じの物置ですよ。
標準で積雪にも耐えられる仕様だから北海道でも大丈夫なんだけど、売れ過ぎて対応が追い付かないらしいです。先日、発売元のフジ産業さんに電話で一刻も早く北海道でも販売してほしいと思わずお願いしちゃいました。
そんな感じで大勢の道産子がメールや電話を入れると、ひょっとするとひょっとするかも?! なんて言ったら怒られちゃうかぁ。でもなぁ、ついに秋田や岩手といった東北の一部や四国や九州でも販売が始まったようだし、北海道だけ仲間外れってなんだか、いち道民としては寂しいよなぁ。だからそれ見てついつい連絡しちゃったんだけどね。
ま、それはそれとして、ユーロ物置を起爆剤に物置のデザイン革命が日本中で巻き起こるようにのこの物置をたくさんの方々にご紹介していきたいと思っている富山でした。
それではまた。
やっぱりこちらのガルバを貼ったお家にはユーロ物置がお似合いでしょ!そう思いませんか>< ご主人さん~!奥様のおっしゃる通りユーロにしましょうよぉ~♬