成長しない庭木?それなら人工樹がおススメです!
すみません。。。もう、今日はお詫びから。
工事の順番をお待ちのお客様、ご提案をお待ち頂いているお客様、お待たせしてたいへん申し訳ございません。ブログなんぞ悠長に書いている暇なんてないだろう!って怒られちゃいそうですが順番に進めておりますのでもう少々お待ち頂けたら嬉しいです。
そうれはそうと、先日お客様からこんなリクエストが・・・「成長しない樹はありませんか?」ぼくもそれを聞いて???
樹は生き物ですから
確かにね、枝がだらしがなく伸びたら選定とかしてキレイにしてあげないとカッコ悪いしね。でも樹は生き物ですから絶対に成長しますよ! 中には何百年も生きている樹もあるくらいですから。
たとえば、ちょうど今見ごろを迎えている平岸天神のフジなんて北海道最古の樹齢200年ですからね人間よりも遥かに長生きですよ。でも、だからこそ美しく見る者を魅了するワケです。あの薄い紫色、いわゆる藤色の花が芳香を漂わせ、滝のように枝垂れながら風に揺られる様は、まるで藤色の着物を着た舞妓さんが踊っているかのような上品で優雅さを感じさせてくれる花です。
人工芝と人工樹で年中青々でもイイじゃないか?!
まぁ、生き物は手入れが大変ですし、気持ちは分からなくもないです。なのでそんな方にぼくは人工樹をおススメします! 最近はお庭に置いても大丈夫な屋外用も売られているので少々お高いようですが絶対に成長はしない(当たり前か)のでその価値はありそうです。ただし、やっぱり葉っぱとか枝は落ちてしまうので一年に一回程度は補充が必要のようなので維持するのにもコストは掛かるようです。人工芝とセットで貴方のお庭にいかがですか?!
ん~、でもやっぱりぼくは普通の樹の方がだんぜん好きかなぁ。手間は掛かるけれどもそのぶん育てる楽しみも、眺める楽しみもあるし、何よりも強く生きる様は尊く美しい。
と言う事でここ最近のエクスリーフが植えさせて頂いた庭木たちをダイジェストでご覧下さい。
エクスリーフが植えた木々たちをご紹介
まずは清田区平岡のキングサリ、こちらは黄色い藤のような花を咲かせる木です。耐寒性もあって育てやすい木ですが少々暑さに弱く、半日陰を好みます。
次は苫小牧市拓勇のヒメシャラです。シャラ(夏椿)に似た白く可愛らしい花を付けます。ヒメシャラは比較的に成長が遅いので大きくしたくない方におススメな落葉樹です。
次は東区栄町の株立ちエゴノキ(左側)とソメイヨシノ(右側)です。ソメイヨシノは言わずと知れた桜の樹ですね。ぼくは桜の木を語り出すと話しが長くなるのでまたの機会に。エゴノキは花が可愛らしくて北海道では人気NO1の庭木です。とくに株立ちは洋風な建物によく似合いますね。
こちらは恵庭市のお客様宅。お隣さまの庭木と被っているので分かりにくいですが左からライラック、エゴノキ、シャラの3本です。実を付けない樹とのリクエストで選ばせて頂きました。どれも可憐な花を咲かせます。
北区南あいの里、こちらもライラックです。物置とパティオの間を目隠しとして植えました。
最後に平岡のコニファー、品種はグリーンコーン。立体感を演出するため前後にずらして植えています。角地なので色んな方向から見て楽しめます。
石がゴロゴロした土地じゃ庭木も育ちません。
こちらは南区澄川で5月に工事させて頂いたお客様宅に植えられていたコデマリ。手前にある小さな木がコデマリ、純白の小さな花をたくさん咲かせる落葉低木です。
今回、工事の際にやむを得ず一度場所を移動させて頂いて、完了後に元の場所に戻させて頂いたのですが、この作業が以外にも大変でした。何が大変かって言いますと、とにかく土の中に石ころがゴロゴロ混じっていてスコップが入って行かないんです。
「黒土入れてあるから~!」って言われて植えに行ってみたら黒土なんて10cm位しか敷いてなくて、ちょっと掘ったら石ころゴロゴロだったなんて話し、ハウスメーカーさんの現場じゃ普通の事で別に珍しいことじゃ無いんですが、このコデマリを植えたのがお花屋さんだって言うから衝撃でした。こんな石ころだらけじゃ樹も育たないだろう事は花屋さんなら知っているだろうに・・・
ん?待てよ、大きくしたくない場合はあえて石コロごろごろの所に植えれば良いのか?!
いやいやいや、それじゃ樹が可愛そうだよ。