完成♪ そして次は”庭と暮らす家”へ
いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。
先日までの土間コンクリートとウッドデッキのお客様宅はお施主様のご協力と職人さん達の頑張りでとても素敵な外構に仕上がりました。皆さん本当にありがとうございました。
「GWにも関わらず綺麗に舗装して頂きありがとうございました。とてもキレイになって満足しています!!」となんとも嬉しいメールを頂戴し、私もそして関わった職人さん達も感激しっぱなしです。
どんなにぼくが自分で素敵なデザインを描けたと自己満足しても、お客様がそれを選んでくれないと実際には日の目を見ることは出来ないし、仮にそのレイアウトを選択して頂けたとしても色のチョイスを間違えると台無しになってしまうワケです。
だから完成したあとに自分でも惚れ惚れするような外構を造ることは意外と難しい。にもかかわらず、これだけ満足できる仕事ができるという事はとても幸せなことなんだろうと改めて感じるのです。
とくに土間コンクリートについては仕上げが一発勝負なので腕前が半分、後の半分は天候などの運が大きく作用する。
そういう意味で今回は雨こそ降らなかったけれど当日は非常に風が強くて、お隣の敷地に堆積している枯葉がウソのように舞い上がって打ったばかりの生コンに次から次へと降ってきて、それをブロワー(ドライヤーを大きくしたみたいな感じの機械)で吹き飛ばしながらの作業を強いられました。
しかも何度吹き飛ばしても次々に舞い降りてくるんだから、その大変さははかり知れない。
そんなこんなで出来上がった外構だから、格別な思いがこみ上げてくるし、終わってしまったのはとても寂しい。
なにはともあれ関係した皆さまお疲れさまでした。そしてありがとう。
天気の良い日に撮影を行って、近いうちに施工例として詳しくご紹介させて頂くのが今から楽しみです。
庭と暮らす家
さて、今週からは舞台を北広島市に移して庭と暮らす家の外構を造り始めています。
外部からの視線を気にしなくて良いように目隠しのフェンスを設置して、リビングの吐き出し窓には広めのウッドデッキとお庭には広い花壇とバーベキュースペースを設けます。
庭と暮らす家
みなさん知ってました?! 平安時代の家屋には外壁が無かったらしんです。その理由はお庭を眺めて暮らすため。当時はガラスなんて存在しないから、庭を眺める為には壁が邪魔だったって事らしい。おかげで相当寒い家だったようですが、それにしてもなんとも贅沢な造りですよねぇ。
子供の頃は家の中にいてもつまらなくて、誰でも良いから遊ぶ相手を探して外をほっつき歩いて、遊ぶ相手が見つかると嬉しくて暗くなるまで時間を忘れて遊んでた。
狭い家の中で遊ぶよりもお空の下で遊ぶ方が気持ちよくて、
風の匂いや陽の光の暖かさを感じ、遠くに聞こえる誰かの声を聴いて、程よく五感を刺激しながら味わう解放感。それはいくつになっても心地よい至福の瞬間。
まもなくここに至福の空間が出来上がる。そこには家族の笑顔がたくさん溢れてる。
そんな空間を造る仕事にぼくは誇りを持ちたい。
それではまた。