イタリアのポーフィリーは歩くだけで楽しくなる。
今夜はいよいよ雪かなぁ？！ いつもご覧いただきありがとうございます。富山です。
今年は記録的に降雪が遅いそうですが、こうも毎日雨ばかりだと寒さが身に染みて今一つピンと来ませんね、雪が遅いと言われても。
とは言ってもこの寒い中、手を震わせながら職人さん達が頑張ってくれているおかげで、着々と各現場が完成に近づいています。
あいかわらず今日も雨でしたが、クオーツサイトの乱貼りもご覧の通りキレイに仕上がりました(^^♪
実はこちらの現場、すぐそばに小学校があって下校時間になると子供たちが大量に押し寄せてくるんです。だから下校時間が近づくと一旦作業を止めて我々も小休止。
それに子供達が珍しがって作業しているすぐそばで人だかりを作って、あれやこれやと質問の雨あられ。「なにしてるの？」とか「これナニ？」とかね。
それに「ウオー！かっこいいー」とかって嬉しい感想を言ってくれる子もいたり、「俺もこんな仕事してみたい」などと涙が出そうな程のコメントを頂いたりもしたんです。なかには「これたかそーだねぇ」って声も聞こえたりしてさぁ、かわいいよねホントに。勝手に道具を触ったり、バリケードの中に入って来なければもっと可愛いんだけどなぁ(;^_^A
そういえば、ある男の子が乾いている時と濡れている時の色の違いに気付いて驚いていたんですけど、おじさんはむしろそれに気づいたその子に驚きましたよ。相当な観察力だと思う。
思い出すと、うちの娘も小学生の頃はおしゃべりさんだから色んな事に反応してあれこれとペチャクチャ喋ってたんだよなぁ。ドラマなんかを一緒に観てると隣でずーっと質問攻めだから、一緒に観るの嫌だったんだけど、きっとそうやって観察力を高めていったんだろうね。
それにしてもほんと恐るべし小学生！ってか、ありがとう小学生！みんなの声援（？）のおかげでもう少しで完成です(^^♪
さあ、あとひと踏ん張りで今年の作業も終わりです。間違っても事故のないようラストスパートも更に気を引き締めて頑張りましょう。
インターロッキングは色褪せる？！
そういえば先日、インターロッキングの舗装を検討しているという方から何度かお電話を頂いて、欲しい材料は決まっているんだけど、どの色にしようか悩んでいるとのご相談をお受けしまして、それなら実際に敷いてあるのを見た方が良いですよーって事で早速ご案内させて頂いたんですけど・・・
いざ、実物をご覧になってみると「あれ？なんかカタログよりも色が薄くないですか？」って事になってしまって、更に深く悩ませてしまう結果になってしまったんです。
実はコンクリート製品であるインターロッキングは塗装が色褪せるのでどんどん薄くなってしまうんです。もちろん日当たりの具合で褪せ方には差があるんですが必ず色は落ちていきます。
例えば、今年の現場で余ってしまったとしても、翌年の現場では使う事が出来ません。それくらい目に見えて色が変わってしまいます。
だから、インターロッキングには過度な期待はやめた方が賢明です！ そういうモノだと割り切って採用してください。
カッコよく舗装したい！
いつまでもキレイでいて欲しい！
そういう想いがあるのなら天然石やレンガなどの自然素材を使いましょう！そこをケチってしまったら必ず後悔するんですから。
シックで落ち着きのある上品なイタリア斑岩がおススメです！
そんなワケで今回、ご紹介させて頂くのはこちらのイタリア斑岩。何万年もの時を巡ってきた火山岩だから当然だけれど色褪せる心配はありません。
ブラウンがベースとなっていて、落ち着いた色調がとてもステキです。鉄平石にも似ていますがそれよりも色がおとなし目で洋風な印象が強い石です。この斑岩（ポーフィリー）はどちらかと言えば乱形よりも方形の方が似合いますね。
このイタリア斑岩（ポーフィリー）実は最近、川崎駅の近くにあるショッピングモール「LA CUTTADELLA」の広場に近い、チネチッタ通りの舗装に敷き詰められたそうなんですよ。いやいやいや、これはみたい、見てみたい、ってか歩いてみたい！ もう想像しただけで胸が熱くなるわ。
イタリアのヒルタウンをモチーフにデザインされた建物にピッタリな舗装がとても素敵でしょうねぇ。
なんかさ、映画のワンシーンに出てくる歩道だよねー、ってか元々のこの道ってば、さんまさんの男女七人夏物語のロケで使われた道だってさ。なるほど道理でお洒落なワケだ！
インターロッキングの退色なんかを気にするのなら、やっぱりこのくらいカッコいい天然の石を使いたいよね(^^♪
ということで今日はイタリア産の斑岩をご紹介させて頂きました。インターロッキングの色あせが気になる方はぜひ参考にしてみて下さい。
そういえば、いま工事中のお客様宅のクオーツサイト、こんなの初めてだってくらい化石がたくさん埋まってました。ロマンがあるよなぁ～、やっぱり石はステキだわ。
それではまた。
