あの日聴いたback number

社長のひとり言

先日、妻と娘の三人でback numberのライブに行ってきました。娘が大のファンでまだ中学生なので同伴で行ったカタチではありますが、実はぼくも7年くらい前から凄く好きでチョイチョイ聴いていたんですよねぇ。

でも、それを言うと娘が凄く嫌がるんで言わないようにしているんです。しかも口ずさむだけでもの凄い顔してこっちを睨んできます。だから、家ではなるべく歌わないようにしています。(でも、なんでだろうなぁ・・・ぼくの方が先に聴いていたのに)

いやいや、そんな事よりさ、ライブ良かったですよ~!歌ももちろん良かったけど、背景の映像がとにかくカッコよかったです。ああいう芸術的なセンスというか、語り掛けてくる演出が本当に良かったです。機会がありましたら皆さんもぜひに。

にしても、ボーカル依与吏さんの歌声を聴いていると、一瞬であの当時の記憶が鮮明に思い起こされて自然と涙が止まらなくなりました。

あの当時ぼくは早期退職で大手メーカーを退職して、エクステリアの仕事を始めるために札幌高等技術専門学院のエクステリア科に入学してエクステリアの基礎を学んでいたんです。その通学の行き帰りに聴いていたのがback numberのスーパースターというアルバムです。「電車の窓から」や「花束」、「はなびら」なんかもとても良い歌で、飽きずに何度も何度も巻き戻して聴いていました。嘘じゃないですよ。

なんかこう、昔の歌を聴いているとその時の事を思い出すってことありません?あれですあれ。

でもね、もし今ね、タイムマシンで過去の自分に会えるとしたら言ってやりたい!歌なんて聴いてないでもっと勉強しとけ!地下鉄の中でも本は読めるし、会社の経営についてもちゃんと勉強しとけよ!ってさ。あなたさ、このまま行ったらとんでもない地獄を見るよ!世の中そんなに甘いもんじゃない、お金なんてあっという間に無くなって、家族を路頭に迷わす羽目になるんだよ!って言ってやりたい。

そりゃそうだよね、昨日今日はじめたような会社に好き好んで工事を依頼してくれる人なんてそうそういるもんじゃない。そうこうしている間にどんどん貯えは無くなっていって、あぁもうすぐ冬だし、このまま年を越せずに破産しちゃうのかなぁ~?って。

きっとこれが人生のどん底なんだって思ったら、ほんとに目の前が真っ暗になって前を走るトラックに追突しそうになったこともありました。

そんな真っ暗闇の中で恐怖におびえる僕の手をそっと掴んで闇から引き戻してくれたのは他でもない僕の妻でした。彼女がコツコツと必死に貯めたなけなしの貯金。それを片手に「これだけあれば冬を越せるかなぁ?」って笑っている妻。あとはパパがなんとかしてね?!って笑っていた。そこに恐怖は微塵も感じない。ぼくの事を信じ切っている顔で笑顔で笑っていた。

あのとき、彼女が僕の手をつかんで引き上げてくれなかったら僕はきっと諦めていた。こらえきれずに逃げ出していたかもしれない。だから今、この時があるのは他でもない彼女のおかげなんです。

そんなエクスリーフに来月から新しい仲間が増える。しかも2人も。だから今、この時があるのは他でもない彼女のおかげなんです。

だから依与吏さんの歌声を聴きながら感謝の気持ちがあふれて涙が止まらなくなったんです。

 

甘い甘いこの気持ちを二人が忘れなければ
何も問題はないじゃない
ケンカもするんだろうけど
それなら何回だって何十回だって謝るし
感謝の言葉もきっと忘れないから
君とならどんな朝も夜も夕方だって
笑い合って生きていけるんじゃないかと
思うんだよ
どう思う? これから2人でやっていけると思う?
んんどうかなぁ
でもとりあえずは僕は君が好きだよ

花束/back number

作詞家/作曲家: 清水 依与吏
花束 歌詞 © O/B/O Jasrac

だから、これからも必死に頑張ります! みなさん、どうぞ宜しくお願い致します。

M.TOMIYAMA

どういうワケか右と左の足の長さが2cmも違うんです。おまけに靴のサイズも左右で違うんです。これって一体どうやってそうなっちゃったんだろう( ^ω^)・・・

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暮らしを彩るステキなアイテムの数々やその時々に感じた大切なこと、楽しんでいることを書き残しています。毎日をほんのちょっと温かく。
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