庭木&草花のご紹介

シャクヤク

シャクヤク

[学名]Paeonia lactiflora
[分類]ボタン科 ボダン属
[草丈]50~90cm
[開花期]6月
[繁殖方法]株分け
[原産国]中国、モンゴル、シベリア、朝鮮半島
[植え付け・株分け]ポットなどで購入したものはすぐ植え付け、すでに植えられている株に植え替えや株分けは必ず秋(9月中旬~10月上旬)に行います。秋に堀り上げると翌年の芽が確認できるので、芽を4~5芽つけて切り分けます。植え付け場所は日当たりと排水のよい所を選びます。
[施肥]春に芽が出てから開花までに、3回程度有機配合肥料などを施します。
[その他]芽は出て、茎が10cm程度になるまでに、茎の間引きをします。株の大きさにもよりますが、1株に4~5芽茎の太いものを残してあとは間引きします。株を太らせるため、ガクの下で花首を切り取ります。
多くの園芸品種がある宿根草。同属のボタンは地上部が木化する樹木で、シャクヤクを台木にして接ぎ木されるのが一般的です。大きな花は美しく観賞用としてはもちろんですが、根は漢方薬としても有名で、中国では紀元前より栽培されていました。花型は一重、半八重、八重、アネモネ咲き、バラ咲きなど豊富で、花色は白、桃、赤、紅、黄と多彩でつやがあり、香りも楽しめます。日本原産のヤマシャクヤクやベニバナヤマシャクヤクなどは山野草として栽培されています。

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