[学名]Senecio cineraria
[分類]キク科 キオン属
[草丈]15~40cm(開花期は60cm程度)
[開花期](花ではなく葉を楽しむカラーリーフ)花は7~8月ころ(2年株から)
[繁殖方法]タネ播き、さし木
[原産国]地中海沿岸
[タネ播き・さし木]温度は10~20℃程度がよく、高温になると発芽が悪くなります。小さなタネで好光性種子なので覆土はせず、タネを播きます。また、さし木でも容易にふやすことができる種類が多いです。
[植え付け]多湿条件を嫌い、冷涼な乾燥した環境を好みますので、日当たり、水はけのよい所に植えてやります。
[施肥]チッ素を多く施すと茎葉が軟弱になり葉色が悪くなりやすいので、美しいシルバー葉を保たせるために少しチッ素分を控え、リン酸やカリの割合が多い肥料を施すようにします。
[管理]ピンチ(摘芯)をして側芽の成長を促し、コンパクトでよく分枝した形に整えてやります。
英名でダスティミラーと呼ばれ、花ではなくシルバーの深い切れ込みが入る葉を楽しむカラーリーフプランツです。グレーがかった葉色はほとんどすべての花色をひきたてる名脇役で、花壇の縁取りやコンテナなどの寄せ植えなどによく使われます。代表的な種類として葉が深く切れ込み、草丈が約15cmの小型種で銀白色の毛が生えた美しい葉を持つ園芸品種「シルバーダスト」や、白い毛が短く銀緑色に見えて葉の切れ込みが非常に深く、まるで鳥の羽根のような美しい葉を持つ園芸品種「シルバーレース」などがあります。