庭木&草花のご紹介

シラー

シラー

[学名]Hyacinthoides sp.、Scilla sp.
[分類]キジカクシ科(ユリ科) ヒアキントイデス属、ツルボ属
[草丈]10~30cm
[開花期]5~6月
[繁殖方法]分球、タネ播き
[原産国]ヨーロッパ、アジアなど
[増殖]特に小球根性の種、品種では、盛んに分球しますので容易に増やすことができます。こぼれ種でふえることもあります。
[植え付け]9~10月にかけて植え付けを行います。日当たりのよい、水はけのよい場所を好みます。木陰でも栽培可能ですが、枝が繁ると開花しなくなるので注意が必要です。群生させることによって見映えのする植物なので密植気味に植えるとよいでしょう。
[管理]球根が混み合えば植え替えますが基本的には放任栽培が可能です。移植する場合は、地上部の枯死した夏場に掘り上げ、涼しい冷暗所にて保管しておきます。
園芸的にはシラー類で通りますが、近年では最も一般的なツリガネズイセン(ヒスパニカ種-旧カンパニュラータ種)やイングリッシュブルーベル(ノンスクリプタ種)はヒアキントイデス属に、ビフォリア種やシベリカ種、チューベルゲニアナ種などは元のツルボ(スキラ)に分けられています。全体では約80種からなります。実際に入手できる種類については露地で越冬可能です。小型種は暑さに弱く北海道向きの植物です。開花後45日もすれば球根は充実しますので、宿根草花壇などの早春を彩る材料として適しています。

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