庭木&草花のご紹介

宿根フロックス

宿根フロックス

[学名]Phlox sp.
[分類]ハナシノブ科 フロックス属
[草丈]20~70cm
[開花期]5~9月
[繁殖方法]株分け
[原産国]北アメリカ
[株分け]秋か春に株分け、根ざしをします。株分けは花後すぐか、春一番にします。根ざしは早春に行い、夏までに株をつくります。
[植え付け]日当たりがよく湿り気がある場所で、肥沃で水はけのよい土質を好みます。
[施肥]植え付け前に土壌改良しましょう。やせた土地であれば春先に草花用の肥料を施します。花後にお礼肥を少量与えます。
[管理]パニクラータ種は耐寒性も強くたいへん丈夫ですが、うどんこ病がつきやすい品種です。うどんこ病は湿度と温度が急激に変わった時に出やすいので気をつけます。花が終わるたびに小まめに花がら摘みをすると、長く咲き続けます。花後は根本から切り戻します。
約60種が北米に自生していますが、8月に咲くパニクラータ種は(シュッコンフロックス、クサキョウチクトウ)は、北海道ではちょうどお盆のころに咲くので、「盆花」と呼ばれて親しまれてきました。その名の通り、庭から採る仏花として昔から利用され、園芸品種も数多くあります。この他の宿根性のフロックスも、最近出回ってきています。中でもディバリカータ種は、初夏に咲くほふく性の種で、グラウンドカバーとしても人気があります。春先に咲くシバザクラやツルハナシノブも宿根性のフロックスです。

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