[学名]Nicotiana x sanderae
[分類]ナス科 タバコ属
[草丈]30~60cm
[開花期]6~9月
[繁殖方法]タネ播き
[原産国]南・北アメリカの熱帯地帯
[タネ播き]細かなタネなので厚播きしないように注意します。覆土はせず、タネ播き後が底面給水が向いています。
[植え付け]発芽後は間引きしながら育て、本葉2~3枚で植え広げ、本葉6~7枚でよく日の当たる水はけのよい土壌に植え付けます。有機質と肥料を混ぜた土壌に植え付けます。
[施肥]比較的多肥を好む性質です。定植前から10日に一度程度液肥を施します。定植後2週間に一度程度液肥を施します。
[管理]多湿を嫌いますので、開花後は雨よけをしたり、蒸れたりしないよう、工夫が必要です。
ニコチアナの仲間には、一年草、二年草、宿根草、低木など約67種が山岳地帯や谷底などに自生します。ニコチアナの名前は、この種をフランスに導入したポルトガル人のニコ氏に由来します。近年では花の観賞用にたくさんの園芸品種が改良され、ハナタバコなどの名前で出回っています。大きなへら状の葉を広げて中心から花茎を伸ばし、長い筒を持った星形の花を円錐花序または総状花序につけます。花色は白、赤、ピンク、ライム色などがあり、夜間に香りを放ちます。