[学名]Fallopia baldschuanica(Polygunum aubertii)
[分類]タデ科 ソバカズラ属
[樹高]長さ6~10m
[開花期]8~10月
[繁殖方法]さし木
[原産国]中国西部、チベット
[植え付け]落葉期に行うのが最適です。多くはポット苗なので植え付ける時期がずれても特に問題なく、当初は乾燥し過ぎないよう水やりする程度でよいでしょう。
[施肥]タデ科の植物はやせ地でも丈夫に育つので特に必要ありませんが、一般的な花木、草花に準じた元肥を与えるとよいでしょう。
[管理]分枝が盛んなため樹冠が広がり過ぎる傾向があるので、放置しておくと収拾がつかなくなります。春先でもよいのですが、落葉後に伸び過ぎたつるを思い切って切り詰め、枝をすかすなどしてコンパクトにまとめておくと積雪対策にもなります。また生育期に繁茂し過ぎた部分を切除しても構いません。
生育旺盛で巻き付きながら伸びるつる性の落葉広葉樹です。パーゴラ、フェンスなどに絡ませます。金網、トレリスなどを利用して誘引させると建物、壁面にも可能です。分枝した先に穂状花序をつくり数多くの白い花を咲かせます。一つの花は1cmと小さいのですが、つるが伸びては次々と咲かせるので長い時間楽しめ、あたかも夏に雪が積もったかのように見えることからこの名があります。葉は薄く長さは5cmくらいで小ぶりです。なお、似た名前のハツユキカズラは別ものです。屋外では越冬しないので注意してください。