庭木&草花のご紹介

モクレン

モクレン

[学名]Magunolia sp.
[分類]モクレン科 モクレン属
[樹高]13~30m
[開花期]5~6月
[繁殖方法]接ぎ木、さし木、実生
[原産国]ヒマラヤ~南東アジア、南北アメリカ
[植え付け]春に接ぎ木苗を購入したらすぐに植え付けます。風当たりの少ない所を選び、大きめの植穴を掘り、腐葉土や堆肥など2割程度混ぜ腐植に富んだ用土にします。日当たりのよい所に植えると花つきがよくなります。品種により花の大きさを考え、植える場所を決めましょう。植えるときは接ぎ木部分を地面の上へ出すようにします。
[施肥]肥料は春と秋に油かす・骨粉などの有機肥料を根元からやや離れた所に施し、軽く土と混ぜ合わせます。
[管理]剪定は花後すぐか、秋に次年のつぼみが見えたらつぼみを落とさないように確認しながら剪定します。
モクレン属の植物は世界に90種以上あり、落葉樹、常緑樹、高木~低木、花が先に咲くもの、葉が出てから花が咲くものなど様々です。日本には➀コブシをはじめ6種が自生しており、北海道にはコブシの変種とされるキタコブシとホウノキが山野で見られます。庭木によく利用されるのは➁シモクレンの他、➂ハクモクレン、➃シデコブシなどで、➁と➂の交配種にはニシキモクレン、サラサモクレン、と呼ばれるものなどがあります。アメリカで➀と➁の交配によってつくられた品種群もあります。

PAGE TOP