庭木&草花のご紹介

ジギタリス

ジギタリス

[学名]Dijitalis sp.
[分類]オオバコ科 キツネノテブクロ属
[草丈]60~120cm
[開花期]6~7月
[繁殖方法]タネ播き
[原産国]欧州と北東アメリカ、中央アジア
[タネ播き]プルプレア種は春(5月ころ)に播くとよく、非常に細かいタネなので、タネ播き専用の培養土の入った鉢に播いたら、土をかけずに底面吸水させます。20℃程度で管理すれば7日程度で容易に発芽します。庭にこぼれ落ちたタネからも容易に育ちます。
[植え付け]やや半日陰でもいいのですが、日当たりのよい肥沃な場所を好むので、腐葉土などの有機質を施すとよく育ち、丈夫で育てやすい植物です。
[管理]開花にはある程度の株の大きさと低温が必要で、春にタネを播き、秋までにできるだけ大株になるように育てて越冬させると、翌年には長く花軸を伸ばして多数の花を咲かせます。
ジギタリスで代表的なものは、二年草扱いのプルプレア種で、開花時には高さが120cm以上にもなり、非常に目立つ存在感のある花です。園芸品種も多く、白、プリムローズ、アプリコット、紫紅色などの花色があります。花の内側に斑点が入るのが本来の特徴ですが、最近この斑点の入らない種類も出てきて人気があります。他にもチョコレート色の小花を無数につけるものや、丈の伸びないドワーフタイプの宿根草の種類もあります。花は鐘状で下向きにつき、花軸の片側に片寄るのが特徴です。

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