庭木&草花のご紹介

ダイアンサス

ダイアンサス

[学名]Dianthus sp.
[分類]ナデシコ科 ナデシコ属
[草丈]20~50cm
[開花期]5~8月
[繁殖方法]タネ播き、さし木など
[原産国]ヨーロッパ、アジア、アフリカ南部の山地や草原
[株分け]タネ播きで簡単にふらすことができます。早春に播くと夏以降に開花する品種もあるので、できるだけ早く播きます。さし木繁殖もできます。
[植え付け]日当たりと排水のよいのが第一条件です。土質は様々で、やせ地あるいは肥沃な有機質の土を好むものもあります。
[施肥]四季咲き性の強い品種は追肥をしながら育てますが、一季咲きのものは春先と花後に施肥します。
[管理]花が終わったら株を育てるために花がらを切り取ります。高温多湿のときは病気も発生しやすいのですが、風通しをよくして排水性を高めれば改善されます。
日本にもカワラナデシコなどの自生種があり、江戸時代から多くの園芸品種がつくられました。今までにつくられた品種数は世界中で何万にもなり、膨大な品種はいくつかのグループに分類されます。一季咲きの品種は耐寒性のあるものが多いのですが、四季咲き性の強い品種やカーネーションは耐寒性が劣ります。切り花としても多くの品種があり、母の日のカーネーションはあまりにも有名です。もちろん、庭の花としてもよく使われ、使い方によってはどのようにも見せることのできる名脇役です。

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