庭木&草花のご紹介

デルフィニウム

デルフィニウム

[学名]Delphinium sp.
[分類]キンポウゲ科 オオヒエンソウ属
[草丈]60~150cm
[開花期]7~9月
[繁殖方法]タネ播き
[原産国]北半球の高地などに広く
[植え付け・株分け]ポット苗や鉢物として売られています。日当たりがよく、適湿の場所を選びます。しっかり堆肥をすき込んでから植えますが、株が大きくなるので余裕を取ってあげましょう。高性の品種では必ず花茎が倒れるので、支柱は早めに取り付ける必要があります。
[潅水・施肥]極端な乾燥が続いたら、たっぷりと潅水しましょう。肥料は芽出しのころと、花が終わった後に再度与えましょう。
[その他]芽が伸び始めるころにはヨトウムシの被害が多く、株元の土を探って捕殺します。イモムシ類もよくつくので小まめに見回って、早めに捕殺したいものです。
真っすぐに伸びた花茎に、たくさんの青紫の花を咲かせるデラフィニウムは、高温多湿の環境を嫌うことから、本州以南のガーデナーには垂涎の的の植物であるといえるでしょう。燕が飛び交っている様子に見立てて飛燕草、つぼみの形がイルカに似ていることからこの学名がつけられています。キンポウゲ科の植物に多いのですが、美しく色づいているのはガク片で、中心に黒や白の小さな固まりになっているのが花弁です。花色は青紫、ピンク、白などが中心ですが、近年ようやく赤色の品種もつくられるようになってきました。

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