庭木&草花のご紹介

クロッカス

クロッカス

[学名]Crocus sp.
[分類]アヤメ科 サフラン属
[草丈]15cm
[開花期]4~5月
[繁殖方法]分球
[原産国]地中海沿岸地域など
[植え付け]水はけのよい場所を好みます。深さは球根二つ分を覆土する程度とし、間隔も同じく二つ分程度と、密植する方が見映えよくなります。
[施肥]特に施肥をしなくても毎年開花しますが、与える場合は、秋の最低気温が10℃前後となるころや早春の雪どけ直後に速攻性の化成肥料を少量与えます。
[管理]植えっ放しでよい種類ですので、花つきがしっかりしている間は掘り下げる必要がありません。芝生地や草地に植える場合、開花後1~1.5カ月で球根が大きくなりますので、しばらくは草刈りしなくていい場所を選びましょう。
約80種の多彩な種が知られ、早春の球根植物の中で最も目にする存在の一つです。本州ではまず考えられないことですが、道内では広大な芝地に一斉に咲く姿を思い浮かべる人も多く、いくつかの庭園で観賞することができます。性質は非常に強く、水はけがよければ問題なく育ちますので、気軽に使うとよいでしょう。種の多くは春咲きですが、香辛料として知られるサフランをはじめとする秋咲き種もいくつかあります。特にスペキオスス種の品種は販売もされており、サフランより耐寒性が強いので北海道向きといえるでしょう。

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