庭木&草花のご紹介

コリウス

コリウス

[学名]Plectranthus scutellarioides
[分類]シソ科 ケサヤバナ属
[草丈]20cm~1m
[開花期]通年
[繁殖方法]タネ播き、さし木
[原産国]アジア中東部
[タネ播き]実生系のものは、春にタネを播きます。高温を好むので20℃以上にします。
[植え付け]栄養繁殖系のものは苗で購入します。購入後、できるだけ早く定植するか、植え替えます。低温には弱く、8℃以上を確保できる所で育てましょう。
[施肥]肥料要求度は高いので、追肥を随時施します。特にピンチ後は必ず施肥します。冬季間の休眠期には施肥を控えます。
[管理]半日陰を好むと一部でいわれていますが、コリウスは日なたを好みます。日当たりが悪いと葉色が悪くなり、枝の分岐も起こりません。水も好むので、水切れに注意しましょう。花が上がりそうになったら、ピンチします。
園芸品種はたいへん多く、実生系と栄養繁殖系があります。花壇などでは実生系も使われますが、園芸店に出回っているのはほとんどが栄養繁殖系です。栄養繁殖のコリウスは草姿特徴のある様々な品種が生み出されていて、広がりを持つもの、こんもりするもの、大きく育つものなどバリエーション豊かです。葉の色や模様、形も様々で、夏以降の寄せ植えやハンキングバスケットには欠かせない植物といえます。目的に応じて使い分けるといいでしょう。なお、栄養繁殖系品種は、ほとんどがパテント付きなので、家庭でもふやすことは禁止されています。

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