[学名]Cerastium sp.(ケラスチウム)
[分類]ナデシコ科 ミミナグサ属
[草丈]20cm
[開花期]5~6月
[繁殖方法]タネ播き、株分け
[原産国]ヨーロッパ、北アメリカ
[株分け]秋に株分けでふやします。タネ播きでも簡単に発芽します。乾燥気味に管理しましょう。
[植え付け]株はカーペット状に広がり、花壇の縁や石の間、踏み石の周辺など乾燥気味で日当たりのよい所を好みます。斜面などにも適しています。
[施肥]やせた土地を好むので特にいりません。花壇に植える場合は多肥に注意します。
[管理]特に手間がかからず、病害虫などはほとんどありませんが、夏季の高温多湿で蒸れることがあります。その場合は傷んだ所までザックリ切り戻すと、きれいな新芽が出てきます。
白っぽいグレーに葉が特徴で、白い星型の小さな花が咲きます。「ナツユキソウ」とか「シロミミナグサ」という和名で知られるトメントスム種が最もポピュラーで、やや大柄で葉の白さが薄いグランデイフロルム種もよく見られます。マット状に大きく広がるため、花のある時は花が、咲き終わってからは葉がたいへん目立ちます。ホワイトガーデンには最適の品種で縁取りに使えます。なお、葉が枯れた先の枝からも新芽が出てくるので、秋に地際まで刈り込んでおくと、春の新芽がきれいに出てます。