ヘッダーメッセージ

BLOG

在宅勤務という働き方

ぼくはオフィスなんて無くても仕事はどこでも出来ると思っていて、実際に以前勤めていた会社に在籍していた時も会社にデスクはあったものの、ほとんどは自宅にほど近い同じ会社の別な拠点に出向いて、そこの食堂やら会議室やらを借りて仕事をしていました。おまけにスタバやマクドナルドで半日過ごす、なんて事も珍しいことではありませんでした。

その理由は通勤時間の無駄です。暑い日も寒い日もテクテク最寄り駅まで歩いて、そこからは地獄の満員電車に乗って、そうまでしてオフィスに出勤しても会議の時間以外はひたすらパソコンと携帯を使って一人仕事。そもそも結論の出ない会議や資料を見れば済む話しをわざわざ呼びつけられて延々と聞かされるのも無駄にしか思えませんでしたから。そんなのはビデオチャットで十分だとつくづく感じてました。

そんな理由からこの仕事を始めてからしばらくの間は自宅で仕事をしていましたし、今でもブログの大半は自宅で書いている。考えてみれば提案用の図面も自宅で描いていることの方が多い気がします。

ところが社会的な信用を考えれば、いつまでもオフィスを持たないのはどうかと思うし、それに自宅に訪問されるより来店を希望されるお客様が意外と多くて、そんな理由で仕方がなくアパートの一室を借りてオフィスとして使っていた時期もありました。今思えばあんな狭いアパートによくお客様をお招き出来たなぁと自分でも信じられない気持ちですけど。

どうやら勤めていた会社はぼくの退職後にオフィスの席を全部取り払って、すべてフリースペースとして開放し、社内のどこで仕事をしても良くなったそうです。そうなると益々自宅で働いていても良いのじゃないかと思いますね。

ただ、今のぼくにとっては商談スペースとしてのオフィスは、絶対になくてはならない場所なんです。とくに土日は商談が何件も予定しているので、そんなの個別に訪問して歩いたら確実に半数のご予約は減らさないとならないので。

でも、たとえばCAD図面を描くオペレーターさんなんかは在宅勤務でいいんじゃないかな?!だってパソコンさえあれば仕事できちゃうし、べつに電話番をさせたいワケでもないから通勤時間なんて無駄以外の何者でもないよ。

そのかわり、在宅勤務に向くか、向かないかはその人個人の適正を見極める必要があるとも思う。仕事とプライベートの境目が曖昧になりがちだから、そもそも意思の弱い人は周りの人の視線がないと無理だし、読解力に乏しい人も無理。対面だとぼくも細かくフォローしてあげられるけど、指示を的確に読み取ることが出来ないと致命傷だよね。逆に文章力が無い人も難しい。報告や連絡もさることながら自分の考えを伝えるにしても対面と違って、文章にすると途端に難しくなるんです。そのくらい大丈夫だよ、などと簡単に考えがちだけれど文章化できない人の方が圧倒的に多いんです。

そうは言っても、ビデオチャットを上手に活用することでその辺の難しさはクリアできそうな感じがするんだけれど、どんなものだろうか?! 一緒に在宅勤務という働き方改革に挑戦してみたいという方は是非ともご応募ください。お待ちしております。

関連記事

  1. 楽しくなるまで

  2. 情熱とヒラメキの先にあるモノづくり

PAGE TOP