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人生を楽しむための働き方

うちのような小さな会社が下請けを使って工事を行っていますと言うと、何となくですが気まずい雰囲気になるんですね。世間の風潮は”下請け仕事=手抜き工事”みたいな感じに捉われがちなんです。実際にぼくもしょっちゅう、そのようなことを聞かれますし。

でも実際には全然そんなことは無くて、むしろ独立して仕事をしている職人さんの方が腕も良いし、仕事のスピードも速かったりします。この業界はとくにベテラン職人の域に達すると昇給もストップしてしまう事が多くて、あげくそういうベテランに限って、お子さんが高校や大学に進学する時期に重なるので収入を増やさなければならない事情もあったりします。

そうすると、それ以上に収入を増やすには独立して頑張るしかないわけです。そういう職人さんはとにかく頑張るしね。

会社側も同じ仕事内容なのに、いつまでも昇給を続ける訳にはいかない事情もあるので、結果的に独立を後押しする側面もあって、毎年のように数多くの独立した職人さんが増えるワケですね。ところが今まで現場で仕事をしていた人が急に営業活動が出来るかというと、そう簡単な話しじゃ無いワケで、結局はどこかの下請けになって働く事になるケースが多いのです。

ただ、独立した方が自分の工夫や努力で目に見えるように収入が増えるので、腕に覚えがあるのなら、やっぱり独立した方が良いとぼくは考えているワケです。

もうひとつ大事なのは仕事の中身です。最近は”多能工”などという会社側に都合の良い言葉がさもありげに語られていますが、つまるところ使える奴は何でもやらせて使い倒すぞ!的な意味に聞こえます。実際にどうなんでしょう、餅屋は餅屋というように、穴掘りは重機乗り、ブロック積みはブロック職人、左官仕上げは左官職人、という感じでその道に特化した分担の方が効率も良いし、腕が上がるんではないでしょうか。

そういう理由でぼくはそれぞれの分野で活躍する下請けさん方と一緒に仕事をしているのです。だから誰に何を言われても、それについては自信をもってお任せ下さいと言えるんです。ところが問題はそれだと若い世代が育たない。昔と違って弟子をとる職人さんが減っているんです。そりゃまあ一人の方がラクだし、年配の職人さんの場合は自分がいつまで働けるか分からない訳だからヘタに人なんて雇わない方が良いと思うのも理解できるんですけど・・・

そんなワケで今回は人材育成を目的にこのような求人サイトを新たに開設する運びとなりました。もちろん仕事が忙しくて対応が追い付かず、たくさんのお客様にご不便をお掛けしているので、そういった事の解消を目的とした募集でもあるので、「退職を機に独立を考えています!」とお考えの方であれば当社の専属を条件に業務委託をお願いさせて頂く方法もあるので、そういった方からの応募も是非是非お待ちしております。ちなみに専属というからには継続した発注をしっかりとお約束しますし、万が一仕事が切れるような場合は最低限の保証もさせて頂きます。

それから社員として応募して頂く場合、年齢制限はとくに設けていません。というのも「独立するには歳を取り過ぎたけどまだまだ元気だから第一線で働きたい」とか「独立すると確定申告だとか保険だとか色々と面倒だから今よりも条件の良いところで社員として働きたい」そんな方も大歓迎です。そういった経験者の方にはどんどん若手の育成をお願いできればと思っています。

もうひとつ大切な事は健康です。この業界は日給月給制が多いので風邪をひいたり、あるいはもっと重い病気になってしまった場合の補償がありません。しかも未だに週休二日制すら導入されずに、挙句の果てに日曜日まで出勤させられて休みすら与えない会社も多くあると聞きます。これでケガでもしようものならあっさりと辞めさせられる。これでは奴隷よりも酷い条件です。そういった過酷な労働条件を打破すべく、うちでは完全週休二日制の導入と有給休暇制度を設けています。平日は本気で仕事に没頭して、お休みの日はのんびりしたり、趣味に没頭したり、とにかく人生を楽しんで欲しい。そうでなければクリエイティブな発想とバイタリティーは生まれないのだから。

条件だけを見て応募する人たち

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