庭木&草花のご紹介

ムスカリ

ムスカリ

[学名]Muscari sp.
[分類]キジカクシ科 ムスカリ属
[草丈]15cm
[開花期]4~5月
[繁殖方法]分球
[原産国]地中海沿岸地方、西南アジアなど
[植え付け]秋に植え付けます。群生して咲く姿がよいので、密植するとよいでしょう。
[分球]大部分の小球根を持つ種類は、球根の繁殖力が強く、かなりの速度でふえていってくれます。また、タネでふやすことも可能で、こぼれ種で自然にふえた姿も見かけることがあります。
[管理]性質は強く、土壌適応性も広いので、管理に神経を使うことがありません。ムスカリは、秋に葉が出る種類で、アルメニアクム種では、その伸び切った葉姿を好まない人も多いですが、夏に掘り起こして、秋遅くに植え付けると葉があまり伸びずに開花します。
チューリップとともに咲く青紫の花でおなじみです。最も一般的なのがアルメニアクム種で、香りのよい種類です。その他、やや早咲きで華奢な雰囲気のあるボトリオイデス種、同じく葉幅がやや広くなるアズレウム種、葉幅が広く、二段咲き(上段が不稔性花、下段が稔性花)のラティフォリウム種などの種、品種を多く見るようになりました。さらに、羽毛状の大きな花序となるコモムス プルモスム種も販売されています。葉幅の広い品種は、葉姿がまとまりやすく、種、品種によって開花時期が微妙に違うので使い分けるとよいでしょう。

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