外構には欠かせない塀やフェンス。
外構をデザインする際に欠かせないアイテムであるフェンスや塀、生垣といった囲障(いしょう)。
玄関先や駐車場などの道路境界を開放的にデザインするオープンやセミオープン外構が主流となっていますがそれでもやはり窓から隣家の方と目が合うのは避けたいし、視線が気になるワケで部分的にでも何らかの囲障は必要だと思うのです。
何のために囲うのか?!
囲障が必要とされる役割は大きく3つ
・敷地と隣地・道路を区別するため
・防犯のため
・プライバシーを守るため
でも実際にはもっと多種多様な要素があります。
お客様の家族構成、ライフスタイル、趣向、ご近所との付き合い方、趣味、周辺環境など、さまざまな要素と機能をご提案プランの中に盛り込んでプランニングします。
そのポイントとなる2つの役割と10の機能をまとめてみました。
囲障の役割・機能は図のように「守る」「つくる」という2つの側面があり、それぞれ5つの機能があります。
2つの役割と10の機能
守る | 領域を明示する | 財産・所有を明確にする |
---|---|---|
近隣との良好な関係をつくる | ||
自然環境から守る | 光・風・外気などから暮らしや住人を守る | |
防犯 | 人の侵入を拒む(心理的・物理的) | |
プライバシーを守る | 外部からの視線を遮る | |
生活の音・声を遮る | ||
周囲のマイナス条件から守る | 街の騒音・人の声から | |
排ガス・土ぼこり | ||
車両による騒音や危険 | ||
つくる | 隣家から見た街並み 環境 |
隣家から見てどう見えるのかを考える |
ロケーション・日照を考える | ||
住まいの中から見た街路樹・環境 | 主庭の背景をつくる | |
見せたくない物を隠す | ||
街路樹などのロケーションを活かす | ||
街路から見た街並み・環境 | 緑陰・花・実・季節感・風の音・鳥の声 | |
機能を付加する | 壁や柱を使ったハンギング | |
照明をつける | ||
空間をつくる | 子供の遊び場・憩いの場 | |
ドックラン |
安全で快適な暮らしと美しいふるさとの街並みを。
エクステリアプランナーがひとつひとつの要素をしっかり理解しバランスを大切にしてデザインすることが安全で快適な暮らし、美しい住環境やふるさとの街並みをつくる為にとても大切だとぼく達エクスリーフは考えています。